長期優良住宅化リフォームセミナーに参加して来ました。
日本の住宅政策は少子高齢化や環境問題などから、
「いいものをつくって、キチンと手入れして、長く大切に使う」
という考えのもとで、新築から「ストック重視」へと転換しました。
今までは、既存住宅リフォームには認定基準がありませんでしたが、
この制度にて定義が明確化されました。
・工事前のインスペクション
・一定の性能を満たすリフォーム工事「耐震性」「劣化対策」
「省エネ性能」「維持管理・更新の容易性」
・維持保全計画の作成など、長期優良住宅化として
取り組むべきリフォーム内容が定義されました。
インスペクションとは、住宅の現況調査の事です。
一定の講習を受け、修了考査に合格した建築士または建築施工管理技士が、
既存住宅現況検査技術者登録が出来ます。
ちなみに 修了考査に合格すると下記のカードがもらえます。
また、このリフォームを行うことで住宅自体の「資産価値」が向上し、
住み替えの円滑化にもつながっていきます。
今回のセミナーでは、ひとつの架空物件「のびたの家」を想定し、
補助金を利用しての長期優良住宅リフォームにおける各専門家が
それぞれのノウハウを使って長期優良住宅リフォーム工事を行った
との仮定で話してもらいました。
劣化対策は日本ボレイト株式会社さん
耐 震 性 はエイム株式会社さん
省エネ性は株式会社デコスさん
通気気密は日本住環境株式会社さん
「長期優良リフォームとは?」をお客さまに
どのように提案したり、わかりやすく伝えるのかが重要になってきます。
そして、補助金は有効に使いたいですね
今後、空き家が増えてきて既存住宅の有効活用がとても大切になってきます。
「造っては壊す」従来の方法ではなく性能向上を伴うリノベーション工事
(省エネ・快適・健康リフォーム工事)が今後の私たちの仕事になってきますので、
私たちもお役にたてれるように提案していきます。
お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪