構造塾で勉強してきました。「地盤判定」
先週、木ポイントさんが開催されている
「木造住宅の耐震性能を担保するための研究会」
(通称:構造塾)で勉強してきました。
講師の先生は、㈱M‘S構造設計の社長 佐藤 実先生です。
今回の講義内容は「現場で役立つ基礎設計」です。
木造住宅を建てる時には地盤調査を行います。
そして数日後に地盤調査会社から地盤のデータが送られてきてきます。
その時に、地盤改良が必要かどうかの判定が付いてきます。
ほとんどの建築業者さんは調査会社の判定に従う方が多いです。
地盤調査会社が地盤補強工事を必要と判断したので,
補強工事が発生しますとの説明しかできていないのではないでしょうか?
今回の勉強は木造住宅の地盤判定は 地盤業者に任せっきりではなく、
私達設計者や建築業者が地盤業者とともに
地盤の判定が出来るようになるための基礎知識の勉強会です。
これよりは建築用語の難しい言葉が出てきますので、
難しいと思われたらスルーしてください。
スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)結果からの
地盤判定の方法は下記の方法で行います
①自沈層の確認(告示1113号)
基礎底面より自沈層の確認
↓
②粘性土の場合
圧密沈下の検討→沈下量、傾き、傾斜角
↓
③砂質土の場合
液状化の検討→液状化マップ
↓
④地盤の許容応力度算出(告示1347号)
基礎形状決定
接地圧の検討
早速、会社に戻り最近地盤調査を行った土岐市泉大沼町S様で検証してみました。
佐藤先生のマニアル通りにやれば難しいことはありません。
納得しました。
お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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