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構造塾で勉強してきました。②

先週、木ポイントさんが開催されている

「木造住宅の耐震性能を担保するための研究会」

(通称構造塾)で勉強してきました。

 

 

前回の構造塾はコチラ

 

 

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講師の先生は、㈱M‘s構造設計の社長 佐藤 実先生です。

佐藤先生の講義の内容が分かりやすいので、1時間30分があっという間です。

難しい構造計算式を説明すのではなく、

木造の構造で覚えておいてほしいポイントや知っておくべきポイントを中心に

話してもらえますので参考になっています。

 

後半の講義は「長期優良住宅設計のポイント」です。

昨年もこの話を聞いていますが、構造塾で勉強したおかげで、

話を聞いていて自分のレベルが上がっていることに気づきました。

 

一般の方に長期優良住宅といってもわかりにくいと思います。

・100万円の補助金がもらえますよ。

・税制優遇がありますよ

・フラット35金利優遇がありますよ

上記のような説明くらいで、私たち業会の人でもお客様に分かりやすい資料で

説明できる人は多くはないと思います。

 

私もその一人ですので、営業アシスタントの西生さんが

お客様に分かりやすい資料を作成しています。

今週中には完成しますので、早速活用していきます。

(資料作成のヒントは佐藤先生の話や資料でした)

 

ここからは難しい言葉が続きますので、一般の方はスルーしてもいいです。

 

長期優良住宅では性能表示基準の計算で「耐震等級2」が必要です。

「耐震等級2」で難しいのが床倍率のチェックです。

地震が起こると、地震力が床を押します。押された力が耐力壁に流れます。

耐力壁から基礎に流れ地盤へ逃がしていきます。

床(水平構面)は耐力壁のフタですので、フタがしっかりしてないと耐力壁に力がうまく伝わりません。

ですから、プラン(間取り)を作成する時に、階段や吹抜けだけが突出したプラン、または吹抜けと階段が隣接しているプランは、長期優良住宅では難しいですね。

 

耐震で重要な壁量のチェックで、先生が言われていた

「準耐力壁や腰壁は計算に含まずに、余力として確保した方が安全です」は私も同感です。

 

佐藤先生が書かれた本です。

イラストや分かりやすい説明でお勧めの1冊です。

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お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。

注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

 

 

 

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