知らない人が多いです。健康保険の高額療養費制度
健康保険の高額療養費制度を知らない人が多いです。
私が資金計画の話をする時に、前回のブログの家賃や通信費、保険を見直しの話と一緒に健康保険の高額療養費制度の話をします。
サラリーマンの方なら厚生年金、公務員などの方の公務員共済などの社会保険に入っています。
そのうち、皆さんがお持ちの健康保険には、「高額療養費制度」というものがあります。
この制度は、日本の公的医療保険にある仕組みの1つであり、年収や年齢によって、自己負担の上限額が定められています。
たとえば、年収約370万~約770万円の方で、1カ月で100万円の医療費がかかったとします。
公的医療保険は、そもそも3割負担のため、本来であれば30万円払うことになりますが、実際はおよそ9万円の支払いで済みます。
これ以上の高額医療は、健康保険が支払ってくれます。
ただし、この高額療養費制度は、「食費」、「差額ベッド代」「先進医療にかかる費用」などは対象になりませんので、注意が必要です。
食費は2018年4月に改訂されて一食460円になったので1日1380円かかります。
2週間の入院でおよそ2万円かかります。
当然ですが、入院した方の食事は自宅で用意する必要がないので、その分食事が浮く計算になります。
また、「先進医療費は保険対象外では?」と思うかもしれません。
しかしながら、日本では、相当高度な治療が公的保険で受けられます。
先進医療は、保険の対象にするかどうかを評価する実験段階の医療なのです。
そのため、この制度を活用できるチャンスは、われわれ庶民にはほとんどないといっても過言ではありません。
確率的にいえば、交通事故にあう可能性よりも低いのです。
そこまで安心が必要なら止めませんが、その分お金貯める時間がかかるという点はご理解ください。
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岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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