高気密・高断熱住宅の設計のポイント
弊社の設計する建物は高気密・高断熱住宅で、
東北地方で建てる性能を持っている高性能住宅です。
また、耐震等級は3をクリアーしています。
9月に建て方をする瑞浪市釜戸町MM様邸もこの住宅です。
私が設計するときに注意していることを列記します。
参考にしてもらえが嬉しいです。
①気密測定をしない住宅は高気密・高断熱住宅ではありません。
②気密測定値C値は1.0以下にしましょう。
③冬は太陽の光をたっぷり取り込み、室内を効果的に温めましょう。
④夏の日射が入らないように軒や庇を取り付けましょう。
⑤西側の窓はできるだけ小さい窓にしましょう。
⑥風上側と風下側に窓を設け風が通り抜けるような間取りにしましょう。
⑦太陽光発電パネルは断熱性能を上げてから考えましょう。
⑧外周部は構造用合板などで耐震性を高めましょう。
⑨室内に燃焼ガスが発生しない暖房器具で暖房をしましょう。
⑩住宅の年間暖房エネ ルギー消費量を計算しましょう。
高気密・高断熱住宅の設計をしている人は当たり前のことだと
思われることばかりですが、
これが出来てない建物がたくさんあるのです。
先日も、お客様の所で他社の営業マンが
「当社の家は高気密・高断熱住宅です」といいながら、
住宅の仕様は、サッシはアルミの複合ガラス・
断熱材は天井・壁とも10Kのグラスウール100ミリでした。
気密の事は話さなかったそうです。
こんな住宅を建てたら、2020年の4年後には
資産価値のない建物になってしまします。
もし、中古住宅として売り出してもとても安い建物になってしまいます。
基準法が変わる前に、売れるうちに売ってしまえという感じがして、
その会社のポリシーを疑ってしましました。
そういえば、その会社の社長は建築には関係のない異業種の人でした。
お陰様で創立51周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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