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一次エネルギーを削減する家づくり

一次エネルギーを削減する家づくりに参加して来ました。

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まず最初に「一次エネルギー」と「二次ネルギー」の言葉を簡単に説明します。

 

石炭や石油、天然ガス、水力など、自然にあるままの形状で得られるエネルギー

のことを一次エネルギーといいます。これに対して、ガソリンや電気など使いやすく

加工されたエネルギーを二次エネルギーといいます。

日本のエネルギー自給率は約6%ときわめて低く、

石油や石炭のほとんどを海外からの輸入に頼っています。

 

少し難しい話をしますが、建築物では二次エネルギーが多く使用されており、

それぞれ異なる計量単位(kW、MJ等)で使用されています。

それを一次エネルギー消費量へ換算することにより、建築物の

総エネルギー消費量を同じ単位GJ(ギガジュール)や

MJ(メガジュール)で求めることができます。

 

わが国では、エネルギー問題はしばしば電力問題と

同一に捉えられることがありますが、

全国平均では、家庭用エネルギーの50%以上は電気で賄われており、

家庭部門においては、電気を使えば使うほど一次エネルギーを大量に

消費することにつながっています。

 

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エネルギーのほとんどを輸入に頼る日本では、

一次エネルギーの削減が緊急の課題となっています。

こうした背景から、住宅の省エネルギー対策は外皮性能重視から、

一次エネルギー削減重視に転換してきました。(国の方針です)

 

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一次エネルギー削減に関しては、

①外皮性能は各地区の最低基準以下としなければならない

②設計一次エネルギー消費量は、基準一次消費エネルギー以下としなくてはならない。

しかし、太陽光発電やコージュネレーション

(電気と熱を同時に発生させる熱電併給システム。)はマイナスカウントできます。

 

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ここで、2つの考え方があります。

一つ目は、躯体性能や設備設計はギリギリで、一次エネルーをたくさん消費する建物でも、

マイナスカウントを使って、全体で基準よりマイナスになればいいという考え方。

 

二つ目は躯体性能や設備設計もレベルを上げて、もともとの一次エネルギー消費を抑え、

マイナスカウントは使えれるもの利用できればいいのではという考え方

 

水野建築は二つ目の考えで進んでいきます。

 

私は、一次エネルギーを削減する家づくりは当たり前のことだと思っています。

そして、一次エネルギー削減を分かりやすく伝える力が大切であり不可欠です。

このブログやお客様との面談で、勉強したことをお伝えしていきます。

 

注文住宅&リフォームの水野建築でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

 

 

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