耐震改修工事に入りました
更新日:2019/03/07
公開日:2019/03/07
昨年の12月に耐震診断をした土岐市妻木町N様と耐震改修工事の契約をしましたので、昨日から工事に入りました。
前回の耐震診断のブログはコチラ
耐震改修の補強方法に優先順位をつけて検討することが大事です。
優先順位として高いのは、いかに建物の1階部分をつぶさないようにするかという事です。阪神・淡路大震災以降の被害状況より、1階部分さえ潰れなければ、家の倒壊による被害を少なくすることが出来ます。
耐震補強のニーズは「命だけ守れればいい」という方から「建物の資産価値そのものまでも残したい」という方まで様々です。
そして、被災後の避難所暮らしはできるだけ避けたいですよね。
耐震改修工事としては「壁量充足」「壁配置バランス改善」「接合部の補強」が最も優先順位の高い耐震改修の進め方です。
「壁量充足」とは、壁の量を増やします。
今ある壁に構造用合板や筋交いを設置し壁を強くしたり、窓をつぶして壁にしたり、新しい壁を作ります。
「壁配置バランス改善」では建物の重心と剛心の位置をなるべく一致するようにしてねじれをなくします。
重心とは建物の形状の中心です。剛心は建物の強さの中心です。
「接合部の補強」を行うためには一部の壁を壊してホールダウン金物を設置します。
すでに強い壁の場合は外付でホールダウン金物を設置します。
木造の住宅は、耐震化をしやすい構造になっていますので、耐震化をして地震に備えることが大事ですよ。
耐震診断をするには費用が必要ですが、心配な方はお気軽にご相談ください。
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