「通風トレーニング」に出かけました
昨日、住宅技術評論家の南雄三先生の「Let‘s 通風トレーニング」に出かけました。
この年で「通風トレーニング」というと「痛風になったの?」と勘違いされますが、
私たちの業界では「通風」という言葉は風の通り道のことを言います。
南先生曰く「住宅の通風計画を行う目的は?」
「それは、夏の夜にエアコンなしで寝たいから」
私も同感です。私も夏の夜はエアコンを入れません。扇風機を回したり、アイスノンを枕にして寝ています。
私達日本人は通風が大好きで、冷房が当たり前になっても、通風を捨てようとはしません。
通風については情緒的に捉えるだけで、科学的に理解していません。
そこで、基礎から始まって、通風計画に至るまでの知識と感覚を養える本を、
南先生が書かれました。そして、解析ソフトを用いて「風を読む」トレーニングをしながら
論を進めていく内容で編集され、「通風トレーニング」と名付けられました。
ちなみに解析ソフトは100万円くらいで、サッシメーカーさんや大学などの研究機関で使用されています。
今回の勉強内容は下記です
①風の基礎知識 風を知る 風の入り方
②風の流れを読むトレーニング
③街中の密集地での風を知る
④通風計画・通風設計 計算
目に見えないものを捉え、それを表現するには、南先生の書かれた「通風トレーニング」を読み直して、
頭に叩き込まなくてはと思っています。
夜間、外気温が下がる時期には「上方一面解放熱対流型換気」で涼房する
難しい言葉ですが、勉強になった窓の配置です。
注文住宅&リフォームの水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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