耐震等級3相当には注意が必要ですよ
耐震等級について、ブログではいろいろ書いてきました。
最近の耐震等級のブログは下記です。
震度7が来てもビクビクしているより「震度7の地震がきてもよほどのことがない限り問題はない」という安心感を買うことをおすすめします。
そのためには、耐震等級3が必須です。それも許容応力度計算で行ってください。と書きましたが理解していただいていますよね。
「耐震等級3」の認定受けるには、構造計算を行いますので20万円前後の安くはない費用がかかります。
その費用を少しでも抑えるために、耐震等級の評価や証明書がなくても「耐震等級3相当」にするという建築業者もあります。
そして、「耐震等級3相当」を行っている建築会社の言い分としては、「設計の審査にかかる費用を削減し少しでも安くお客様へ提供するため」というのが多いのではないのでしょうか。
また、レベルの低い建築会社では壁量計算(耐力壁)だけ行って耐震等級3をクリアーさせて「相当」としている場合があります。
また、こんなふうにいう事があります。
「耐震等級3は作れますよ。でも壁ばかりで、窓が無くなるのでやめた方がいい」
「耐震等級3は作れますよ。でも構造計算費用は無駄なので、無駄な構造計算はせず、同等の性能の家をつくれます」
「耐震等級3にするためには費用もかかり、間取りに制限がでてきたりします」
騙されないようにして下さいね。
松尾和也さんのYouTubeや、構造塾の佐藤実さんYouTubeでも言われている通り、偽物の「耐震等級3」がこれに当たると思います。
建築会社に訪問されたときは、「構造計算を行って耐震等級3を取得してください」とはっきり言ってください。そして、耐震等級3の過去物件の構造計算書を見せてもらってください。
そして、返事ができなかったり、理由をつけて「耐震等級3相当」を進める場合は注意が必要ですよ。
耐震等級3相当を勧められた時は、「どんな計算に基づき『耐震等級3相当』だと証明しているのか?」と聞いてみるてくださいね。
上記のことを行えば、かなり業者を選別できます。最終的にはお客様自身の判断になります。
水野建築では 耐震等級3で家を作ることを基本仕様としています。
そして、原則耐震等級3の性能証明書を取得しています。
(出典:M’s構造設計作成の講習資料)
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