性能向上リノベーションを行う場合の注意点です
ここ数年、毎年1棟は丸ごと一軒の性能向上リノベーション工事を行っています。
「性能向上リノベーション」という言葉をお客様へ伝え、新築かリフォームかという選択肢だけでなく、今住んでいる建物の性能を新築並み以上に上げられるかという方法があることを知ってほしいです。
そして、古くなった建物に新築以上の価値を与えるために、安心安全のところで耐震性能向上、健康快適省エネのところで断熱性の向上がとても大事です。
下記に性能向上リノベーションを行う場合の注意点を少し説明します。
住みながらの施工は難しいため、仮住まい先が必要になります。
性能向上リノベーションは、住みながらの施工はほぼ不可能です。
工事期間中は仮住まいをおさえておく必要があります。もちろんアパート費用もかかるため、あらかじめ資金計画に入れてください。
性能向上リノベーション工事は新築と違い建物内部や外部の解体という作業工程があります。
そのため一般的に工期は長くなる傾向にあり、人件費もそれだけかかってきます。
工期が長くなればなるほど仮住まい用のアパート費用もそれだけ必要になります。
また、解体工事では騒音が発生しやすいため近隣の方々にも配慮が必要です。
想定外の補強が発生することがあります。
実際のところ、建物は解体してスケルトン(骨組)にしてみないと建物躯体の状態はわかりません。解体の際に壁や屋根に隠れていた重要な柱が腐食していたのを発見した場合、補強・補修が必要になる可能性があります。
建築業者は慎重に選んでください
専門的な知識と技術が必要ですので、建築業者は信頼できるところを慎重に選ぶようにして下さい。まずは希望するリフォーム内容と同様の施工実績がある業者を選んで、ホームページで確認して、納得できそうな会社に相談してください。
その時に、不具合対応や定期診断などの保証やアフターサービスも重視して建築業者を選んでみてください。
ツーバイフォー工法の建物はスケルトン状態にできません。
リフォームする場合、大幅な間取り変更などはほぼ不可能ですので、お化粧リフォ-ムや部分的な補強などになってしまいます。
現在お住いの建物で性能向上リノベーションをお考えの方や、これから中古住宅を買って性能向上リノベーションの計画がある方はお気軽にお声かけ下さい。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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