リノベ構造塾が終わりました
今年の1月から始まった「リノベ構造塾」で耐震の勉強をしています。
先週、第8回目(全部で8回の講義です)で全ての講義が終わりました
講師の先生はM“s構造設計の佐藤実先生です。
今回のテーマは、「倒壊メカニズムから見る耐震補強のポイント」です。
最後に行われるテストが勉強になりますので紹介します。
■木造住宅の地震被害では、2階の重さで1階が押し潰されるように倒壊することが多い
〇か☓どちらでしょうか?
答えは〇です 下記資料をご覧ください
また、シェルターなどによる部分補強は、2階の真下の1階がおすすめです
■耐力壁の補強について、低倍率の耐力壁を分散するよりも、高倍率の耐力壁を少な目に
配置設計した方が、基礎や接合部設計には有利となる
答えは×です
応力集中により、基礎および接合部設計は厳しくなります。
実際の補強設計を行う場合は、改修ケ所を少なくしたいので高倍率の耐力壁を配置したくなります。そうすると、基礎や接合部には不利になるので、気を付けて補強設計をしていきます。
■耐震補強のまとめです
住まいの耐震補強を行うには、最初に耐震診断をおこないます。次に耐震設計(補強設計)を行います。耐震設計が出来たら耐震工事を行います。この順番で行う必要があります。
耐震診断では、建物の耐震性能を調査し、耐震基準と比較して判定します。
建物の構造や部材、接合部などを調べて、地震時にどのような揺れや損傷が発生するかを予測します。
そして、建物の耐震性能を数値化して、耐震基準と比較して判定します。
耐震設計では、補強方法や費用を計画します。
建物の耐震補強の計画や図面や計算書を作成します。耐震設計では、耐震診断で提案された補強方法や費用をもとに、具体的な工事内容や工期などを決めていきます。
耐震工事では、補強方法に従って建物を強化します。
耐震設計で決められた内容に従って、基礎や柱や梁や壁や床などを補強します。
建物の構造や部材や接合部などを増し打ちしたり、巻き付けたり、取り付けたりすることで、地震時の揺れや損傷に対する強度や剛性を高めていきます。
耐震工事を実施することで、自分の住まいの安全性や快適性を向上させることができます。
興味を持たれたら遠慮なくお問い合わせ下さい。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
「住いの相談」はいつでも行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
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