自宅の温度変化について その2
前回は自宅の朝6時の温度を紹介しましたが、
今お住いのご自宅の温度と比べていかがだったでしょうか?
昨年の3月に引き渡した土岐市泉大沼町S様邸では、
冬は24時間リビングにあるエアコン1台で暖房して生活をされています。
朝起きても室内温度は20度あります。
それでいて、1か月の電気代は11,000円です。(オール電化住宅)
これが高気密高断熱住宅です。
もっと断熱性能を上げれば光熱費は安くなりますが、
建物予算との相談になります。
私個人としては東北地方で建てるこの住宅性能で十分ではないかと思っています。
■別棟の2階にある事務所です。(鉄骨造)
1階は倉庫と使用していて、2階に事務所があります。
20年前に増築しました。
断熱は、天井裏100ミリのグラスウール、壁はスタイルフォーム厚さ60ミリ
床は30ミリのスタイロフォームです。
窓は5年ほど前に内窓を取り付けました。
断熱性能としては、2020年の省エネ基準をクリアーできないくらいです。
冷暖房はエアコンを使用しています。
冬は夜7時ころエアコンのスイッチを切ると室温は21℃くらいです。
1月の朝6時の室温は7,5度です。外気の温度はマイナス2度です。
断熱性能が自宅より劣っていますので、
寝室の13.5度や書斎の11.7度より室内温度は低いです。
2時間エアコンを付ければ20℃くらいになりますので、仕事をする上で不便はありません。
冬の1月の電気代金は6.800円でした。
冷暖房を使わない5月の電気代は2.200円です。
暖房代金が1か月4.600円くらいです。
■1階の事務所
30年前に新築した木造平屋建6帖です。
断熱材は天井と壁にはグラスウールの50ミリが入っています。
床下には42ミリのグラスウールが入っています。ガラスは1枚ガラスです。
朝6時の室内温度は2.1度ですので外気温より4度高いだけです。
この建物を建てた時は、断熱材を入れるよになったころですので、
今の時代と比べるとお粗末なものです。
この建物の使い方としては、ちょっとした打合せや、
毎月の支払い時に使いますので、エアコンを使用するのは1年に7日くらいです。
断熱性の悪い建物は朝の室内温度をみればはっきりとわかりますね。
今年1年間、この温度測定を続けていこうと思っています。
お陰様で創立52周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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