構造塾 木造の構造を1から学ぶ研究会
「木造住宅の耐震性能を担保するための研究会」が
協同組合東濃地域木材流通センター(木KeyPoint)の大ホールで行われました。
講師の先生は、㈱M‘S構造設計の酒井盛幸先生です。
今年の4月から5回シーズで行われた木造住宅の「構造」を1から学ぶ研究会
「構造塾」の5回シリーズが終了しましたのでその続きで、
具体的に構造を勉強したい人たちが参加しています。
今回のテーマは「圧密沈下検討、液状化判定プログラムの解説」です。
テーマを見ると難しい内容なのでは?と思われますが、酒井先生に分かりやすく説明して頂きました。
今回私が勉強になった点は
・サウンディング試験の調査票から基礎構造(種類)の選択演習
・造成した土地の土は安定するには粘性土は5年、砂質土は3年以上必要
・擁壁と基礎の安息角の関係
・液状化の可能性がある地盤・地域の人は、液状化の判定の方法。
液状化ハザードマップで調べ、二次判定・三次判定へと進みます。
液状化被害マップ公表状況は、
国土交通省 ハザードマップサイトから各県市町村へリンクされていますので、
自分の街を一度見て下さい。
また、地盤沈下事故が起きてしまった場合の注意することは
・窓口になるのはどこ?
・沈下事故だけ修正するだけでいいのか?
・第三社が仲介した場合の調査はどこまで調査されるのか?
・施工した地盤補強方法の責任は建築士になる?
最後に、地盤保障は災害が何も起きない条件で、建物になにも起きないことを保証するものですので、
地震が起きた場合は、ほとんどの地盤補強工事が免責になりますので、補強工事には注意が必要ですよ!
次回は、壁量計算、4分割法、N値計算の考え方と演習です。
注文住宅&リフォームの水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
ナナメウエのイエによる土岐市土岐津町O様邸
https://mizuken1342.com/voice/土岐市土岐津町陶元o様邸
ナナメウエのイエの設計方法の詳しいことは
事務所の太陽光発電パネルの1年間の発電量をHPに公開しています。詳しいことは
https://mizuken1342.com/news/太陽光発電パネルの発電データ