地盤調査 表面探査法
地盤調査は今まではスウェーデンサウンディング方式で
地盤調査を行ってきました。
スウェーデンサウンディング方式は鉄棒を土の中にねじ込んで
そのスピードを見ることで地盤の強度を調べる調査方法で一般的な方法ですが、
今回は設計事務所さんの指示で、「表面波探査法」で調査しました。
「表面波探査法」での調査は初めてです。
「表面波探査法」とは、地盤に人がわずかに感じ取れる程度の
小さな地震を起振機(写真の炊飯器みたいな箱)で人工的に発生させ、
地面の中を伝わる表面波(レイリー波)の速さを2つの検出器が計測を行い、
パソコンにその計測値を収集して解析を行います。
表面波探査法では、地下の状況が数値で表されますので、
調査員の経験や判断に加えて、個人差のない客観的なデータが得られます。
また、ガラが混入している地盤でも、安定して深度10mまで調査することが出来ます。
スウェーデンサウンディング方式との大きな違いは、
点ではなく面で調査していることにあります。
スウェーデンサウンディング方式は、あるポイントに対して器具をねじ込んでいくので、
点でしか調査できませんが、表面波探査法では面で調査するので
平均的な地盤情報を得ることができます。
地盤状況を高い精度で把握できるため、的確な補強工事が可能となり
、お客様に安全で安価な基礎設計を提案できるようになります。
地盤調査の結果は地耐力が確保されているので問題ないという結論になりました。
いつもの事ですが、ホット一安心でした。
お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
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