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住宅は安いだけで決めないでください

以前商談中のお客様の話です。お客様をA様とします。

 

A様は土地からのお客様でしたので、

土地+建物+諸費用のすべての金額をだして、

今のアパートの家賃の支払い+余分に出せる金額で建築総予算を出して、

その予算の範囲内で土地を探したり建物の計画をしていました。

 

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お値打ちな土地も見つかり、銀行の事前審査もOKでしたので、

建物の具体的な話(間取り・設備器具・断熱性能など)になった時に、

A様の友達であるにファイナンシャルプランナーさんBさんが登場してきました

 

ファイナンシャルプランナーさんの仕事としては、

住宅では住宅取得者の年収から、ローン返済額を設定し、アドバイスを行います。

ローンと建物の価格は密接に関係していますので、

建物価格を下げるアドバイスが多くなる事が多いです。

通常ファイナンシャルプランナーさんはFPと呼ばれています。

 

BさんはAさんの住宅ローンシミュレーションを見ると予算的にきついので、

建物価格を下げて下さいとのことです。

(B様の陰にはローコスト系の建築会社の匂いがしました)

 

私「当社は、プラン提出の時に住宅の燃費(冷暖房費)も一緒に提出しています。

平成25年省エネ基準が改正され、新しい省エネ計算が本格化されました。

この計算技術があれば、光熱費シミュレーションも難しくありませんので、

B様のお知り合いの建築会社さんの方でも計算されましたか?

当社の方が、冷暖房費が安いと思います。年間冷暖費を比べてもらいませんか?」

 

Bさん「計算はしてありませんが、建物価格を安くしないとダメなんです。」

(これ以降の会話は成り立ちませんでした)

 

 

参考になれば

前に書いたブログです。「普通の家と低燃費の家」
建物の値段を下げることは、お客様が部屋の大きさや仕様変更、

設備部品の変更などに納得して下されば可能です。

ただ、住宅の断熱性能を確保して冷暖房費をさげることは贅沢ではないと思います。

 

35年の住宅ローンを組まれて、ローンの返済が終わっても、

残るのは永遠に「冷暖房費」となります。

現在は原油価格が落ち着いていますが、

35年後も現在と同じ原油価格になるという保証はありません。

 

逆に住宅に投資しておけば、年間光熱費の上昇額が抑えられ、

そして冬暖かく、夏涼しい快適な空間で過ごすことができます。

この光熱費がローン支払後の老後にのしかかることになります。

 

住宅の燃費が悪くても、「安い家」や「かっこいい家」が欲しいお客様は

それでいいのだと思いますが、中立であるFPさんも理解してほしいでね。

 

新築・建て替え、リノベーション・リフォーム工事などを行われる場合は、

家の燃費を教えてくれる建築会社や設計者に相談してください。

 

お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。

注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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