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「一次エネルギーを削減する家づくり」の勉強会2

前回では、給湯設備エネルギーまでの削減の話をしました。
詳しくはコチラをご覧ください

 

今回のブログは建築用語の難しい言葉が出てくるかと思いますが、

難しいと思われたらスルーしてください。

 

今回は、暖房一次エネルギー消費量削減について書きます。

 

メガジュール【MJ】という言葉が出てきます。

これは発熱量をあらわす国際単位で、キロカロリーに代わるものです。

1MJ(メガジュール)は、238.889キロカロリーです。

 

暖房の設計一次エネルギー消費量22,530MJ/戸・年

上記が土岐市で建てる住宅のデータとします。(5地域)

 

5地域の外皮性能の想定は

q値  279,8W/K

mc値   6,97W/(w・m2)

mh値  12,97W/W/(w・m2)

 

*q値  単位温度差あたりの外皮熱損失量

*mc値 単位日射強度あたりの冷房期日射取得量

*mh値 単位日射強度あたりの暖房期日射取得量

 

それでは、上記の住宅の設計一次エネルギーの項目別削減効果を確認していきます。

一つ目は、蓄熱を利用すると削減効果は-1,004MJで

21,526MJになります。

 

次に、他の要素はそのままにして、外皮性能を向上させ、

q値を北海道(1.2地域)並みに小さくします。

 

暖房は主たる居室・その他の居室ともにエアコンとします。

1・2地域でのUA値0.46W/m2・k

基準住宅の想定q値153,7W/K(5地域基準住宅の想定の-45%です)

として計算すると設計一次エネルギーは11,136MJとなります。

 

22,530MJ-11,136MJ=11,394MJ

削減効果は-11.394MJ(削減率50.6%)です。

外皮の断熱性能を上げるのは、暖房設備一次エネルギー削減に絶大の効果があります。

 

断熱性能

 

そのほかに外皮性能で、断熱性能向上と同様に暖房設備一次エネルギー消費量に

大きな影響を与えるのはがmh値です。

 

外皮性能は5地域基準住宅のままで、mh値のみ、想定の3割増し130%ととします。

22,530MJ→19,924MJ

削減効果は-2,606MJ

暖房期の日射崇徳を大きくすることで、暖房設備一次エネルギー消費量は減らす事ができます。

 

暖房機器一次エネルギーの削減には、二つの外皮性能の向上の効果が大きいです

①UA値を下げる→q値を小さくする

②暖房期日射取得量(mh)を大きくする。

 

一般の方には少し難しいことを書きましたが、これを理解して、

出てきた数字を金額に置き換えることで、お客様は分かりやすくなると思います。

その提案が出来なければ建築業者は元請けとして生活出できませんね。

 

エネルギー消費

 

お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。

注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

 

 

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