生活者600人に聞いた家づくりのリアル情報です
工務店メディアで「新建ハウジング」という会社があります。
その会社が、直近2年以内に新築住宅を取得した600人を対象にしたアンケートを毎年実施しています。
今年のアンケートが発表されたのでそれを披露します。
建替え、新築、性能向上リノベーションを計画の方の参考になれば嬉しいです
■購入時に重要視した点を聞きました
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昨年に続いて「地震が来ても倒れない」が48.8%で首位をキープした。
2位は昨年の「家事がしやすい」に代わり「長持ちする」47.7%、次いで「寒くない・暑くない」47.3%と、性能を求める項目が上位を占めました。
■性能はどれだけ重視した?
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特に生活者が重視している性能は何か聞きました
それによると、断熱・気密性、安全性(耐震、災害対策防犯)、耐久性のいずれも、かなり重視した、どちらかといえば重視した、合わせて8割以上いました。
一方で、断熱・気密性を重視しなかった人は16.0%おり、重視しなかった理由の最多は「購入時にかかる費用が高くなるから」だった。
イニシャルコストに気を取られがちな生活者が一定数存在する傾向は変わりません。
(イニシャルコストとは、初期投資のことです。
建物では、設計費用や建築費用など建物が完成するまでに必要な費用のことをいいます。)
■高断熱の決め手は?
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高断熱住宅を選んだ人に決め手を聞きました
上位は「あたたかさ・涼しさ」62.7%、「光熱費」43.0%、「省エネ性」41.8%」が占めました。
室温の快適性や経済性のように、わかりやすい要素が判断材料になっていることがうかがえます。
■自宅の性能に満足してますか?
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住んでみて、自宅の性能に満足しているかどうか聞きました。
性能に対する満足度はおおむね高く、断熱・気密性は62.8%、安全性は67.5%が「満足している」と答えた。
さらに性能に対する満足度を男女別に見ると、女性の方が満足している割合が高い項目が多かった。
例えば断熱・気密性に満足している割合は、男性の56.0%に対して女性は69.7%と10ポイント以上の差がありました。
■高断熱住宅で暮らしはどう変わりましたか?
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高断熱住宅にしてよかったと感じる点を自由回答で聞いたところ
「寒い思いをしなくて済み、家事が楽になり、電気代も下がり、良いことばかり」
「寒暖差がないため入浴時に快適」
「ZEHで年間光熱費の収支がプラスになった」
「真冬は月3万円ほど光熱費がかかりそれでも寒かったが、いまは1万円ほど」
「年中薄着でどの部屋でも暑さ寒さを感じないので気が楽」などの声が挙がりました。
最後に、高断熱住宅で暮らしがどう変わったか聞きました。
コロナ禍の影響もあるだろうが、高断熱にしたことで約3割が
「家で過ごす時間が長くなった」
「ストレスが減った」と回答されました。
「光熱費が下がった」や「家事が楽になった」のも暮らしの変化を実感しやすい項目です。
高断熱住宅の提案には、それが暮らしにもたらすポジティブな変化とあわせて、あたたかさ・涼しさを体感してもらうことや、省エネ性等をいかにわかりやすくと伝えるかが重要なカギであることがうかがえます。
「住いの相談」はいつでも行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
お陰様で創立57周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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