日本では数年前から平屋ブーム。しかも若い方からの需要が高まっています
日本では数年前から平屋ブーム。しかも若い方からの需要が高まっています.
日本における最近の社会情勢、経済情勢を見ましても、高齢化社会とともに社会負担が増加し、その分消費が進まず経済縮小へと移行してまいりました。
さらに、これからの時代は、世界規模で推進される「持続可能な開発目標SDGs」への対策から、消費への見直しがますます進んでいくことでしょう。
ですから家づくりにおいても、高度成長期のスタンダードモデルの家づくり、建て替え、住み替えなどが通用しにくい時代ともいえます。
「先のことはその時になったら考える」のではなく、「先に将来を想定し、逆算で今を考える」方法を採り入れましょう。
このような背景から、日本では数年前から平屋ブームが来ています。
しかも若い方からの需要が高まっています。
マンション暮らしのような感覚で、平屋を検討する方もいます。
平屋の良さといえば、階段がないのでフラット移動だけで過ごせること。
年齢を重ねた時に、階段の上り下りがない暮らしは確かにラクです。
そして何より「安全」です。
もちろん平屋を建てるとなれば、比較的大きめの土地が必要となります。
しかし家族構成や、どのように暮らすのかによってケースバイケースです。
そこで参考になるのが近年平屋と同じように注目されている小規模住宅です。
現代は、かつての経済高度成長時代のように、大きいことがいいこと、広いことがいいこと、という価値観は主流ではなくなっています。
モノを多く持たず、あえて狭い家を選ぶ方も増えています。
実は世界経済を牽引する米国でもリーマンショック以降「タイニーハウス」に代表されるコンパクト住宅が注目されるようになりました。
広さへの価値観そのものが見直され始めています。
日本にも、老子の言葉「足るを知る」という観念を軸にした価値観があります。
もし、そんなに広い家でなくてもいい、というのであれば工夫次第で狭くても効率的な家はできると思います。
ただ子育て中ともなればある程度収納は必要ですね。その一つの工夫点として着目したいのが小屋裏の活用です。
実際平屋の場合は、二階部分が無いため小屋裏スペースが利用できるメリットがあります。
それが小屋裏収納やロフトです。
特に現代では屋根部の断熱性能が高められますので、かつての家のように、夏蒸し暑くていられない、ということは防げます。
上がり下りも梯子を使わず普通階段にすれば安全でスムーズです。小屋裏に日ごろ使わ
ないものを収納してしまえば、フロア部分のほとんどが生活に使えますからとても効率的といえます。
もし土地がそれほど広くない、それでも平屋の方が安心、という方は一度ご相談ください。
平屋としてどこまでの家ができるかをご提案させていただきます。
家族の成長とともに住み替えていく時代ではないことを見据えて、一生涯の、そして次世代へと引き継ぐのにふさわしい家を一緒に考えていきましょう。
お陰様で創立57周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
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「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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