玄関の床が濡れています。
自宅の離れの玄関の床が濡れています。
夏に玄関の床が濡れている経験はありませんか?
これは実は結露の仕業です。それを科学的に解説します。
携帯用の風速計で玄関の温度と湿度を測定しました
玄関の温度 26.3度
相対湿度 82%
空気線図から下記の数値を出すことができます。
露点温度 23.0℃
露点温度とは、家の中や床が23℃以下になると結露することになります。
玄関の床の温度を赤外線温度計で測定してみると22℃です。
よって当たり前ですが結露してきます。
結露の原理はすごく単純で、空気は温度により空気中に含む最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)が決まっています。
室内の暖かい空気中に含まれる水蒸気が、冷たい壁に触れることにより冷やされることにより生じます。
例えばフラスコ内に空気を入れて栓をする。そして、フラスコを徐々に冷やしていく。
すると、ある温度まで冷やすとフラスコ内に水滴が付着する。この瞬間の温度が、露点温度となります。
私の離れの玄関の床だと23℃以下になると結露することを意味しています。
コンクリートの床だけでなく、そのほかの場所も結露しているかもしれません。
どうしても梅雨時はこうなります。
玄関や勝手口の床下地は、防湿シートを敷き込んで断熱材(スタイロフォーム)を
敷き込んでコンクリートを打設するべきですね。
注文住宅&リフォームの水野建築でした。
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