断熱性の良さを伝えるには
最近、リノベーションのお問い合わせが増えてきています。
寒さや暑さをしのぐ断熱改修のメリットをどうやってお客様に伝えるのがいいか考えていました
弊社では現在、冬の晴れた日、冬の曇りの日、夏の晴れた日と夏の曇りの日の室温を改修前の部屋と改修後の部屋で比較したり、エネルギー消費量を金額に換算してお客様に提案しています。
提案した時期に、完成現場見学会の開催が近いと建物の性能の良さを体感してもらえますが、体感できるところがないとお客様に訴えるのが弱いような気がしていました。
そんなことで悩んでいるとYKKの営業マンのYさんに相談をしました。
Yさん「YKK名古屋ショールームにある断熱体感ルームを一度見てください。そこで体感してもらっては、いかがでしょうか?」
早速、先週の週末に社員大工の郷君と浜田君もつれて、社内研修でYKKさんの名古屋ショールームに伺いました。
断熱効果体感ルームは、同じ間取り・気温の部屋が2室あります。
部屋の外気温はマイナス3℃~0℃に設定されています。
部屋で違うものは窓と断熱性能です。
一つの部屋の窓は昔からのアルミサッシの部屋です。(UA値0.85)
もう一つの部屋の窓は樹脂窓 Low-e複層ガラスの部屋です。(UA値0.52)
窓や断熱性能を変えるだけでどれだけ室内環境が変わるかを体感してもらえます。
サーモカメラのモニターがあって寒さを見ることが出来ます。
モニターで温度分布を確認できます。
実際体感するとまったく体感温度も違いました。
アルミサッシの部屋は震えるような寒さで、樹脂窓の部屋はポカポカと暖かい空気を体感できます。
数値では理解していますが、体感すると想像以上です。
アルミサッシの部屋のサッシ付近にいると「コールドドラフト」を感じて寒く感じます。
「コールドドラフト」とは、窓ガラスに触れて冷たくなった空気が、暖房によって滝のように流れ落ち、床を沿って部屋中に広がることです。
また足元の気温の違いがはっきりと結果で出て体感できます。
数字や言葉より体感していただく方がとても分かりやすいので、弊社のお客様には体感してもらうことを標準としていきます。
ちなみに土岐市肥田町Y様邸の家はYKKさんの部屋より性能がいいです
UA値:0.46 ( Q値:1.60)
C値:0.3
長期優良住宅認定住宅
許容応力度計算による耐震等級3
お陰様で創立57周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★★☆(五つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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