岐阜県土岐市で新築一戸建て・注文住宅・リフォームなら水野建築

お問い合わせ イベント情報 岐阜県土岐市で新築一戸建て・注文住宅・リフォームを行う水野建築の家づくりガイドブック無料プレゼント
TOP

構造塾 第2回目演習講座 長期優良住宅の耐震等級演習

先週の26日(金)に木ポイントさんで開催されている構造塾に参加してきました。

今回のテーマは「第2回目演習講座 長期優良住宅の耐震等級演習」のテーマで、

壁量計算(耐震等級2)・床倍率のチェックの演習です。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

これよりは建築用語の難しい言葉が出てきますので、

難しいと思われたらスルーしてください。

 

以前の在来工法では柱・梁などの線で出来た構造です。

そこに斜め材である「筋違」をいれて、少し横揺れにたいして強くなります」

 

さらに、面という考え方を入れて壁4面と床面・天井面の6面体であると建物は強いです。

さまざまな外力が構造の一点に集中せず、建物の“面”全体に分散して

バランスよく受け止めることで高い強度を実現します。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

屋根には合板を張ったり、火打梁を入れたりして屋根の部分が「フタ」になり、

耐震性能が上がります。

床には24ミリ合板を張って「フタ」になります。

 

耐力壁の上に、このような「フタ」をすることで箱状の物になり、

この「フタ」になる床を計算しましょうというのが床倍率の考え方です。

 

耐力壁の計算では、「剛床」の床があることが大前提で成り立っています。

水平構面である床に合板が張ってなかったり、火打梁が入っていないと

剛床になっていないので、床である水平構面が変形して壊れてしまい

耐力壁には力が流れません。

 

地震などの水平力が建物に入ると、建物の床も揺れます。

上記のような床は変形して壊れてしまします。

床が先に壊れてしまうとせっかくバランスよく作った耐力壁や

金物を取付けてみても無駄になってしまいます。

 

耐力壁に力が作用して、横揺れに対して抵抗を発揮する前に床が壊れてしまうと

耐震性能がなくなり崩壊します。

 

考え方の大前提は、「フタ」である構造用合板や火打梁を入れた剛床は、

地震に対して変形しませんので四角い状態で揺れるので、

耐力壁が床を倒さないように力を発揮します。

 

ただ、床に構造用合板を張っただけでは剛床ではありません。

それを計算でチェックするのが床倍率の計算です。

床・天井を強くする意味がこの勉強会で理解できました。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

お陰様で創立51周年を迎える事が出来ました。

注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
■無料メールセミナー
失敗しない家づくりの秘訣はコチラ
■ナナメウエのイエによる土岐市土岐津町O様邸
詳しくはコチラ
■ナナメウエのイエの設計方法
詳しくはコチラ
■事務所の太陽光発電パネルの1年間の発電量をHPに公開しています。
詳しくはコチラ

一覧 多治見市滝呂町H様邸 性能向上リノベーション 現地調査その2