中小工務店が造る地域型ゼロエネルギー住宅の講習会に参加してきました
先週の土曜日に恵那市の金子建築工業さんで
「中小工務店が造る地域型ゼロエネルギー住宅の講習会」
の基礎編が開催され参加して来ました。
木ポイントさんの大ホールが満員になる140名の参加でした。
この勉強会は、国土交通省の補助事業で
省エネ住宅建築物の整備に向けた体制事業となっています。
ヨーロッパでは2020年にはすべての住宅は
セロエネルギーとなるような法整備が進んでいます。
日本では2020年までには過半数の住宅を
ゼロエネルギーとする方向で動いています。
量産メーカーさんでは商品開発が出来ていて、
今すぐにでも対応が出来ているメーカーさんもあります。
私達、地域の中小工務店も国の制度に沿って
ゼロエネ化を進めなくてはなりません。
ゼロエネ化をするには、方法やルールを勉強する必要があり、
今日の勉強会となりました
住宅の性能を上げるための基本的なパッシブの技術での話を、
岐阜県立森林文化アカデミーの准教授辻充孝先生に
「パッシブデザイン10のステップ」の話をしてもらいました。
パッシブ住宅とは、私なりに文章で表してみると
「建物のエネルギー消費を抑えながら、安心して快適にいつまでも暮らせる住まい」です。
今日話された辻先生と構造塾で話されるM‘S構造設計の佐藤先生の話は、
私にとってはあっという間の2時間でした。聞いていて気持ちがいいです。
「パッシブデザイン10のステップ」
①パッシブデザインに配慮した住宅を考える
②気候特性を読む
③地域環境を読む
④暮らし方を読む
⑤プランニングを行う
⑥躯体性能をデザインする
⑦エネルギー性能をデザインする
⑧シュミレーションを行う
⑨環境性能を実測する
⑩パッシブ住宅を実現する
今日勉強した上記の10のステップで当社のやり方に合うように変更して、
早速資料造りを始めます。
今月の20日(土)に行われる応用編は、
新住協顧問で室蘭工業大名誉教授の鎌田紀彦先生と東京大院の前真之准教授の話です。
この講習会も大変楽しみにしています。
お陰様で創立51周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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