APWフォーラム2016に参加してきました
先週28日(火)にYKK APWフォーラム2016に参加してきました。
参加人数が450名ほどで、昨年より参加人数が増えているそうです。
2020年の義務化とZEHに向けた家づくりがテーマです。
まずは、YKKの商品開発部の水上さんから話がありました。
住まい手にとって大切な4つの要素
・健康
・室温
・燃費
・断熱
です。
健康で快適な家づくりは、室温を安定し断熱と燃費を考えることです。
快適な暮らしのために、寒さによる病気や健康リスクを考えると理想的な室温は18℃以上を目指して、できれば21℃にしたいです。
国が進めているZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)住宅の外皮基準であるUA値=0,6では非暖房室(洗面脱衣室)の室温は12度です。
基準ギリギリでは、健康的な室温は保てません。
そこで、健康的な住宅を考えるとZEH基準を上回る外皮性能が必要となります。
その基準は、5地域(多治見市・土岐市・瑞浪市)では
UA値=0.48
予算があるようでしたら、UA値0.34を目指してください。
ちなみに3月に完成した土岐市泉大沼町S様邸ではUA値=0.47です。
7月から着工する瑞浪市釜戸町MM様邸はUA値=0.42です。
窓の性能を断熱材の厚さに例えると
写真
壁グラスウール16K 厚さ100ミリを基準とすると
アルミサッシのLow-Eペアガラスは7ミリの断熱材の厚さです
アルミ樹脂のLow-Eペアガラスは15ミリの断熱材の厚さです
樹脂窓のLow-Eペアガラスは30ミリの断熱材の厚さです。
グラスウール100ミリと比べると窓の断熱性能が悪いかを理解できるかと思います。
家全体の断熱性能強化は、窓を優先することが近道ですね
お陰様で創立51周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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