ZEHに向けた行政動向の勉強会
ZEH(ゼッチと読みます)(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)
に向けた行政動向のテーマで先週、取引先であるジツダヤさんの勉強会に
参加して来ました会場はYKKさんのショールームです。
ZEHの判断基準としては下記になります
①外皮の断熱性能の大幅な向上
②大幅な省エネルギーの実現
③再生エネルギーの導入
④年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロ
2020年には新築住宅の50%はZEHになってきます。
また、2030年には、ほぼ全ての新築住宅をZEHになります。
これよりは建築用語の難しい言葉が出てきますので、
難しいと思われたらスルーしてください。
今回は大事な部分である「外皮の断熱性能の大幅な向上」を説明します。
土岐市では地域区分が5地域になりますので、断熱性能UA値が0.87以下ですが、
この数値を青森県・岩手県・秋田県並の0.6以下にする必要があります。
そんなに難しいことでもありません。下記のような仕様でUA値0.6以下になります。
窓をアルミサッシの複層ガラスを、樹脂窓であるAPW330のLow-eガス入りにすればOKです。
夏においても冬においても熱の流出が圧倒的に高いのが窓ですので、
窓の断熱性能を上げる事が重要になってきます。
断熱材のグラスウールは高気密・高断熱の住宅を建てている業者さんでしたら、
施工は難しいことではありません。
また、このくらいの住宅を標準で造っていかないと、ダメなんです。
今、2020年に省エネ基準が義務化される住宅を建てたとしても、
5年後には「既存不適格」住宅になり資産価値が目減りします。
たとえば、昭和56年以前のマンションでは200~300万円安いです。
また、今省エネ基準レベルの家を建てたとしても、15年後の2030年には、
最低レベルの省エネ性能の住宅になります。
お客様が、今から建てるには、
東北地方で必要とされる断熱性能を有する省エネ住宅を建てる必要があります。
そして、量産メーカーに「地場の工務店はZEH住宅は建てられませんよ」
と言われないために!
でも安心して下さい。水野建築は東北地方で必要とされる断熱性能を標準にしていますから。
お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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