たたみのある空間はいかがですか?
更新日:2019/05/23
公開日:2019/05/23
設計の打合せで、要望を聞くとリビングに面して畳の部屋や畳コーナーを希望されるお客様が多いです。
無垢のフローリングの人気も当然ありますが、新築や注文住宅を検討されている方からは和室、すなわち畳を求める声はあります。
少しその畳の良さをご紹介していきたいと思います。
畳表に使われる天然素材の「い草」の香りには、
精神を安定させるアロマ効果があるそうです。
見た目の青緑色は日本人が最も落ち着く色といわれています。
正月やお盆に故郷に帰ると、畳の部屋に入ると何となく落ち着くいう方も多いのではないでしょうか。
また、ほのかに香る新畳の香りにほっとした経験はありませんか?
和室があることで森林浴をしているような心地よさを提供してくれます。
畳の上を歩くと夏は暑すぎず冬は冷たすぎない表面の肌触りとともに、やわらかい弾力のある適度な固さを足の裏に感じますね。
和室に使われる畳の「い草」は細くて長い繊維質の植物ですが、その断面はスポンジ状で空気をたくさん含んでいます。それをキッチリと編み込んで作っているので、厚みや弾力がでてくるのです。
梅雨などの湿気の多いとき、水分を吸ってくれるんです。
逆に、部屋が乾燥してくると畳に含んでいた水分を放出します。
さらに、い草や藁には空気を多く含む性質で断熱作用があり、冬は室温を逃さず、夏は外の高温を遮断できるのです。
日本の風土に合わせた天然エアコンのような働きですね!
ただ、中国産のイ草は農薬の関係で注意が必要です。
家づくりの際にはぜひ、畳も検討してみませんか?
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
■お問合せ先
お問い合わせはコチラです