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M‘s(エムズ)構造設計佐藤実先生の研修会

先週の火曜日に、パナソニック(株)エコソリュ-ションズ社さんが

開催された住宅性能の近未来「構造・地盤」研修会に出かけました。

 

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佐藤先生の話は、恵那市にある協同組合東濃地域木材流通センターさんで
開催されている「構造塾」で毎月1回開催されているので常に参加して勉強しています。

 

今回のテーマは「熊本地震の現地報告に見る、
在来木造住宅の弱点・問題点」です。

 

専門用語が続きますので、難しいと感じたらスルーしてください。

 

新築後10年しか経ってない建物が倒壊した建物を解体調査して、
その原因を説明してもらいました。
原因として
・直下率が悪いと、鉛直荷重・水平荷重が下階へと伝達されにくい
・水平構面が弱いと、下階へ水平力が伝達されにくい
・2階床梁レベルでのひずみ→1階の層間変形が増幅→倒壊

 

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よって、建物の設計段階から上下階の直下率と・水平構面はとても重要です。
今回の研修会で「耐震等級1」の建物と「耐震等級3」の建物の被害状況を知ると、
命は守るけど、もう住めない住宅(耐震等級1)と、
命も財産も守り、また住み続けることができる住宅(耐震等級3)
どちらがいいのかを考えると、答えは当たり前にようですが見えてきます。

 

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建築会社さんの中では、建築基準法の耐震性を確保してある「耐震等級1」から
「耐震等級3」にすると、プラス100万円しますがお客様いかがしましょうか?
と聞いてくる建築業者さんもあるそうです。

 

構造のことが分からないお客様に聞いても、
100万円もするなら建築基準法を守っている「耐震等級1」
でいいですになってしまう可能性があります。
そんな建築会社では家を建てないようにしましょうね。

 

地震に強い家づくりのポイントは、耐震等級3で計画をして、
構造計算通りの施工がされているかを現場チェックすることです。

 

ちなみに弊社では、数年前から「長期優良住宅」を標準仕様として、
温熱環境にもこだわり、耐震等級3で計算しています。
詳しいことを説明しますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

お陰様で創立52周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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