呼吸は人にも建物にも大切ですね
健康で快適な生活を送るためには換気は不可欠です。
給気と排気が確実に行われるように住宅をつくりましょう。
成人が1日に吸う空気の量はおよそ1万リットルです。それだけの空気を吸うという事は、空気が汚れていれば健康にも悪い影響を与えますよね。
その影響を抑えるためにも、住宅を設計する時にしっかり換気計画(給気と排気)を立てることが大切です。
換気が必要になった経緯ですが、2003年に換気設備(24時間換気システム)の設置が義務付けられました。背景にはシックハウス症候群があります。
当時は社会問題となっており、これを防ぐ目的で24時間計画換気が義務化されました。
建物で使用する建材から発散する化学物質を排出するために、換気が必要だったのです。
また、それ以外にも空気中に浮遊しているハウスダストを除去する効果があります。
衣類などの繊維くずや花粉、PM2.5、かび、ペットの毛など、比較的小さく軽いものは空気中を浮遊しているので、換気をすることで空気と一緒に室外に排出できます。
二酸化炭素濃度が1.000ppmを超えると不快感や作業効率の低下、眠くなる、頭痛がする、集中力が落ちる、息苦しさが生じるといわれています。
換気をすることで濃度を下げることが出来ます。
事務所に設置してある二酸化炭素測定器(部屋を締め切った状態で2人いれば45分で1000ppmを超えますよ)
目に見えないので気づきにくいですが、換気は私達が快適に生活するために、さまざまな役目を果たしてくれます。
ただし、建物に隙間が多いと、そこから隙間風が出入りするため、換気設備が効率よく機能しません。換気が機能しないと、換気量がやたら多く寒い場所や、換気されず空気が汚れたままの場所などが混在します
そして、しっかり換気するためには、気密測定をしてC値1.0以下の気密性能を確保してください。気密性能が高くなると効率よく換気が出来ます。
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岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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