ぎふ木造塾 第5回目
公益社団法人 岐阜県建築士会が開催されている「ぎふ木造塾」に参加して来ました
6月~11月まで毎月1回土曜日の午後1時30分から16時30分まで
ふれあい福寿会館で開催されます。
今年は、リフォームに焦点をあてられの講義で、全部で6回の講義があります。
10月18日に行われた第5回は、「木造建築構造と住育」のテーマで
岐阜県立森林文化アカデミーの小原勝彦先生の講義です。
(小原先生は、木造建築の構造系の先生です)
小原先生の住育の考え方は、住まいやまちで安全に安心して暮らしたいという思いや願いを
「かたち」にし、住まいを文化として慈しむ価値観を育て、
住生活や住環境をより豊かに魅力的につくりあげていくための教育です。
住育としての活動で、こどもの頃から木造建築に興味を持ち、
『木質構造設計』を学びたいというこどもたちを増やすことが、小原先生の目標です。
初めて聞く言葉ですので、興味深く先生の話を聞かせてもらいました
そんな先生の話の中で、住育の具体例として興味を持ったのが、
「コハラカップ」(強い柱選手権)です。
A4サイズ1枚の紙を自由に使い(曲げたり、折ったり、切ったり、貼ったり)して、
強い柱をつくり、その上に重量を載せるという、ルールの実習です。
これまでの最高記録は26kgだそうです。
もちろん、柱として立たなければ重量を載せても倒れてしまうので、
記録は0kgになってしまいます。
建築構造を理解すれば、ある程度は強い柱が出来そうですので、興味を持ちました
私達の学生時代は、「木造建築」を学ぶ専門の機関がほとんどなかったと思います。
また、学んでいる人の数も少なかったですね。
説明できる人がいないので「大工さんの勘」だけで現場が進んでいました。
これでは、後世に今までの技術を伝えるのに難しいと考え始めました。
そんな考えで、50代後半になって温熱環境や構造の勉強を最近しています。
今後もこのような学習講座などを通じて、「木造建築」について学んで、
正しい知識を身につけていきたいと考えています。
来月は最後の講義です。
注文住宅&リフォームの水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
ナナメウエのイエによる土岐市土岐津町O様邸
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