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断熱性能をお客様につたえるには?

先週は研修会・勉強会の1週間でした。

一般の方に、断熱性能を理解してもらうためにどうすればいいかを

考えている時に、今回の研修会でヒントをもらいました。

 

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一般の方には難しい基準数値をつかって

「当社はUA値0.87・ηA値2.80をクリアーしていますので、

高気密高断熱の家です」とか、

「当社の家は○○工法の家ですから冬暖かくて夏涼しいですよ」

と言っています。

これでは、一般の人には理解できませんね。

 

分かりやすい言葉で伝えるなら、

「夜中に暖房を切っても朝リビングでは10度以上の家を造ります。」

とか、「夜中暖房を切っても朝15度以上の家を造ります。」

の方が一般の方には伝わりやすいと思います。

 

最低でも、おおむね10度を下回らないというのが

健康で暮らせる最低ラインの位置だと思います。

 

そして15度以上は快適な環境だとたいえるレベルと説明すれば分かりやすい

と思います。

 

15℃を可能にするには弊社ではこの断熱材を使います。厚みこれくらい必要です

それに伴う金額はこれくらい必要です。

 

金額に換算すると10℃の家よりこのくらい高くなります

と伝えれば理解してもらえると思います。

 

2013年の改正により外皮計算と一次エネルギー基準の2本立てになりました。

坂本雄三さん(国立研究開発法人建築研究所理事長)によると

「これまではどの家の設備も同じだった。風呂釜、瞬間湯沸かし器、石油ストーブなど。

断熱性のを高めることだけが省エネのテーマだった。

ところが今はエコキュートやエコジョーズ、太陽熱給湯、コージェネ・・・

といった省エネ設備機器が普及しはじめ、設備の省エネ設計力が必要になった。

だから省エネは生活総合エネルギーでとらえなければいけなくなった」のが理由です

 

下記の写真を見てもらえば分かりますが、暖房、冷房、換気、給湯、照明、

家電のそれぞれが全体に対してどれもほどの割合なのかを見ると、

冷暖房の割合が意外と小さいことに気付きます。

 

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6地域で暖房が19%、冷房が5%と全体の1/4しかないのです。

断熱が省エネにかかわる割合は暖房の2割程度でしかないのです。

省エネの主役は給湯だという事が理解できます。

 

勉強会に参加した時に南雄三さんが言っていた

「断熱と省エネを分けて考える」が理解できました。

 

お陰様で創立51周年を迎える事が出来ました。

注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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