60年後のメンテナンスまで計画してますか?
家に修理が必要になったり、設備機器が故障したりすることなど想像したくありませんよね。
しかし壊れるときは壊れますし、汚れたり、傷んだりすることも視野にいれておきましょう。
特に家の外壁は紫外線や雨風に直接さらされる場所なので、定期メンテナンスが必要となります。
外壁材には、サイディング・ガルバリウム、塗り壁、自然素材、レンガやタイルの焼き物系など、さまざま種類があります。
それぞれの素材にあったタイミングでメンテナンスをしてください。
レンガやタイルの場合、セールストークで「半永久的にお手入れの必要がない」といわれることもあると思います。
しかし、レンガやタイル自体は長持ちしますが、それらをつなぎ合わせる接着剤やコーキング材は劣化することを忘れないようにして下さい
コーキング、塗装、雨どいなど、塩ビなどの石油製品でできた素材は紫外線に弱く、比較的早く劣化するので、10~20年に一度を目安にメンテナンスをする必要があります。
内装ではビニールクロスやフローリングの張り替えが発生します。壁に漆喰や珪藻土、床に無垢材などの自然素材を使えば、汚れてもやすりを使って磨くだけで新品同様に生まれ変わります。
イニシャルコストを意識して手頃な石油製でできた素材を選ぶのも悪くないですが、メンテナンスコストを考えると自然素材のほうが安くなることもあります。
(イニシャルコストとは、新しく建築物を建築したりするときなどに、住むまでの間に必要となる費用のことである。初期費用ともいいいます)
「劣化しにくい設備とは?」とお客様との話で出てきました
機能的でデザインがよく、多少高価でも満足いく設備を選んだとしても、壊れたら直さないわけにもいきません。
修理に大きな費用が必要だったり、買い替えるしか方法がなかったりする場合があります。
ここでは、注意すべき設備を紹介しましょう。
■給湯器は大体15年程度の寿命です。
■トイレ 便器自体は陶器なので壊れませんが、ウォシュレットは15年前後が寿命です。ウォシュレットだけを交換するならホームセンターで数万円から売っていますが、タンクレス便器など一体型は便器も一緒に変えなければならないので、種類にもよりますが取り替えには数十万円かかります。
■24時間計画換気 初期費用が高く、複雑なシステムのものは、壊れたときにも高くつきます。実績と耐久年数がある換気を選びましょう。また、壊れたときに部品交換(修理対応をしてもらえるか)が可能であることもポイントです。
■冷暖房機器 ダクト式全館空調システムは、壊れたときいくらかかるのかを事前に確認しておきましょう。中古の外車のように特別な修理が必要でお金がかかるものを維持していくのは大変です。
以上参考になれば嬉しいです
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岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
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「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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