24時間計画換気について
最近の新築住宅は、断熱・気密性能が上がってきて冬でも暖かく、夏も涼しい快適な環境が手に入るようになりました。
ただ、その反面、自然なすき間風による換気がほぼ無くなりました。
そこで、今の家づくりでは「意図的に換気を設計する」ことが必須になっています。
換気のことは、下記のパナソニックさんの動画がとても分かりやすいのでご覧になってください。5分程度です。
パナソニックさんの動画はコチラです
https://channel.panasonic.com/jp/contents/31849/
動画で説明がありましたが、住宅の換気方法は「第三種換気」と「第一種換気」があります。
第三種換気は、排気を機械で行い、給気は自然に行う仕組みです。
設備コストが抑えられ、シンプルな運用ができるのがメリットです。
その代わり、外気の影響を受けやすくなるため、給気口にしっかりフィルターを付けたり、室内の空気環境に注意が必要になります。
一方、第一種換気は、給気も排気も機械で制御します。
熱交換機能付きのタイプなら、室温を大きく変えずに換気ができます。
また、フィルターで外気の花粉やPM2.5もしっかり除去できるのが特長です。
ただし、機械設置やメンテナンスの手間、ランニングコストもある程度かかります。
換気方法の選択は、暮らし方や優先したいポイントに合わせて、選ぶことだと考えています。
昔は、窓を開ければ自然と新鮮な空気が家中を巡ってくれました。
今の高気密住宅では、ただ窓を開けるだけではなかなかうまく空気が流れません。
一つの窓を開けても、風の通路が無ければ空気の流れはなくて、よどんでしまうだけです。
窓を開けるなら、「空気の入口と出口」を意識して、対角にある窓を開けるなど、通り道をしっかり作ることが必要です。
また、外の空気には花粉やPM2.5、黄砂など、必ずしも取り入れたくないものもあります。春先や黄砂の時期には特に注意が必要です。
動画でも紹介されていましたが、「ただ窓を開ければいい」という時代では無くなってきています。
現在の家では24時間換気システムで換気を行い、状況に応じて窓開けをプラスする、という考え方が自然ですね。
自然の風を感じながら暮らしたい、季節の移ろいを家の中でも楽しみたい。等の希望がある方は、窓の配置や開き方にも工夫をしていくといいでしょう。
24時間計画換気に興味を持たれたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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