リフォームでも建築確認申請が必要になります
来年の3月31日までは4号建築物のスケルトンリフォームや屋根の葺き替えは、建築確認申請が不要でした。
しかし、2025年4月以降は、建築確認申請が必要になる可能性があります。
今までは、一般的な木造の2階建て以下の戸建て住宅は「4号建築物」に分類され、一部のリフォームでは建築確認申請が不要となる特例が定められていました。
※4号建築物の条件の建物は
・木造2階建て以下
・延床面積500㎡以下
・高さ13メートル以下、軒高9メートル以下
しかし、2025年4月からは4号特例が縮小されます。
内装の貼り替えやキッチン・お風呂の交換など、小規模なリフォームは今まで通り建築確認申請は不要です。
しかし、自宅や中古住宅のスケルトンリフォーム、フルリノベーションを検討している場合は、2025年4月から建築確認申請が必要になる可能性があります。
建築確認申請とは、建物が建築基準法をはじめとする各種法令に適合しているか確認する手続きのことです。
建築基準法における耐震性などの基準を満たしているか、土地の建ぺい率や容積率をオーバーしていないかなどを確認します。
来年からは2025年4月の建築基準法、建築物省エネ法改正相当混乱が予測されますので、
着工できる物件は、是非2025年3月31日までに工事着工したいです。
3月31日までに着工できない時は、混乱を見越して事前に申請機関と打ち合わせをして、工期や着工時期を長めに考えるのがいいと思います。
2007年の姉歯事件後の建築基準法の改正の時も混乱して、2~３ヶ月ぐらいの遅滞があったのを覚えてます。
木造の構造計算や省エネ計算をしていない建築会社さんは面倒なことになります。
特に今回からはリノベーション、リフォームでも確認申請が必要になります。
この法令改正を知らない「リフォーム会社」さんに依頼るすると大変なことになるので注意してくださいね。
自宅や中古住宅のスケルトンリフォーム、フルリノベーションを検討しているお客様は、お気軽にお問い合わせ下さい
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