耐震等級も建物が劣化したら意味がありません
「耐震実験で繰り返される揺れを○○回クリアした家」「耐震等級3の家」だから、どんなに大きな地震が起こっても安心だ。こんなふうに思うのはちょっと待ってください。
建てたときは「耐震等級3」であったとしても、20年後、30年後にその性能が保たれているかどうかは別の話です。
年数が経って建物が少しずつ劣化することで、耐震性能も低下していくからです。
建物の劣化を早める要因は3つあります。
まずは雨漏りと結露の2つです。
結露といっても窓の表面にできる結露ではありません。
窓辺の結露は拭けばよいのですが、ここでいう結露は窓の内側にできる「壁体内結露」です。壁のなかの結露は壁をはがさない限りわかりませんし、水分を拭き取ることができない厄介者です。壁体内結露は構造体である木材を腐らせる引き金になるので、施工するときに最新の注意が必要です。特に構造用金物は冷たくなるので、結露しやすいです。
3つ目は、シロアリ被害です。20年も経つと、水まわりを中心にシロアリの温床になっていることがあります。柱のなかに棲み着くと、柱を食ってスカスカにしてしまうため、柱の強度が低下します。
新築時の耐震性能に目が向けられますが、数十年後の地震時に適切な耐震性能が保たれていなくては意味がありません。
建てたときの耐震性能を長く保ち、構造用の木材を腐らせないために「家を正しく・丁寧に・長持ちする施工」も打合せ時に聞いておくと安心です。
新築住宅を建てて10年以上経っていれば、建築業者さんにお願いして点検してもらうことをお勧めします。
現在のお住まいの耐震性能に不安がある方はお気軽にお問い合わせください。
土岐市駄知町T様邸性能向上リノベーション工事のお客様の声はコチラです
多治見市笠原町K様邸性能向上リノベーション工事のお客様の声はコチラです
建築途中見学会の案内です
令和6年9月25日(水)~令和6年10月30日(水)の間に、建築途中見学会を開催します。
耐震補強をするためにはこんなことをしています。断熱性能を上げるためにはこんなことをしています。耐久性をあげるためにはこんなことをしています。
このような工事方法をお客様の目で見て、感じて欲しいのです。
もちろんしつこい営業や売り込みはいたしておりませんのでお気軽にご相談ください。
性能向上リノベーション工事の建築途中見学会の詳しいことはコチラです
お陰様で創立59周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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