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断熱等級7に対応できます

今年の秋から住宅断熱性能で等級6・7が加わることになりそうです。

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少し長い文章になります。

また、難しい専門用語が続くともいますので、分からな人はスルーして下さい

 

断熱性能の基準を表す言葉に「断熱等級」というものがあります。

省エネ基準は何度かの更新を経て、現在、以下の等級1~4に区分されます。

等級4(1999年):次世代省エネルギー基準、省エネ基準としては現在最高等級

等級3(1992年):新省エネルギー基準、一定レベルの省エネ基準を保持

等級2(1989年):旧省エネルギー基準、省エネレベルは低度

等級1(1988年以前)

今年の3月までは等級4が最高等級でした。

 

今年の4月から等級5が新設されました。。施行日は4月1日となっています。

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私の住む土岐市ではUA値=0.6以下 かつ、一次消費エネルギー消費量等級6以下で最高等級になります。

 

 

建築会社の中では、性能を上げられると対応できないのでやめてほしいという会社もあるようですが、作り手のためにこれを提案されているんではありません。

 

ZOOMの研修会で近畿大学の岩前先生の話を聞いた時に、等級6、等級7、の説明が分かりやすかったので紹介します。

下記の写真をご覧ください(クリックすると大きくなります)(地域は6地域での説明となります)

 

 

横軸に体感温度。今やこれが健康性です。温度が低いと健康性が低い、病気になりやすいです。

温度が高いと健康性が保たれます。

 

縦軸がエネルギーです。それに対して、H28というのが部分間欠が交わったところが3月までの最高等級4です。

 

H28の暖房の方式は、家族がいる部屋だけを在室する時間だけに暖房をする方法です。

間歇暖房方式といい、ほとんどの方がこの暖房の使い方をしておられると思います。

 

これをベンチマークとしまして、これと同じエネルギーで居室を連続して暖房したのがG1居室連続で等級5程度のイメージです。

 

居室連続とはリビングと寝室と子供部屋だけの暖房を24時間暖房することです。

等級4の建物と同じエネルギー量で居室の連続暖房が出来ます

 

これはあくまでイメージですから、厳密には異なるところはありますけど、さらに同じエネルギーでG2レベルの建物(等級6程度)にすると全館暖房(全館空調)が可能です。

全館暖房というのは、玄関やホールを含めて建物全体を暖房をすることです。

 

さらにG3全館連続(等級7程度)住宅というのは等級6、G2レベルの住宅の半分のエネルギーで実現できることを意味します。

 

G3レベルの住宅で等級7というのは、現状の半額の暖房コストで屋内全体を常に暖房できる。

温度を維持できるということを意味します。

 

岩前先生は、ここを目指さなければならないと言われています。

今の生活が不健康だという認識しっかりと持つ必要があります。

 

これから先の世の中のことを考えていきますと、いかにエネルギーを使わずに健康改善するかということが問題点です。今の私たちがいいと思ってる暮らしは不健康です。

いかに健康性を上げてエネルギーを少なくするか。これが今問われている。そのために等級7が存在します。

 

いずれ等級8や9ができるかもしれませんが、あくまで現状に対する比較ですので世の中の要求性能が変わっていくと、どんどん省エネ性能も厳しくなっていくかもしれませんが現段階ではやはり長期的な判断で等級7G3が重要な存在だと思います。

 

さらに申し上げますと、家の中を全館連続冷暖房をすることは欧米では普通です。

特に新しい考え方ではありません。

日本の今の普通の暮らし、低温に身をさらす暮らしというのがいかに不健康であるかとういう認識をしっかり持つことがもの凄く重要じゃないかと思います。

以上が岩前先生の話でした。

 

国の案では、等級6は暖冷房にかかる一次エネルギー消費量を省エネ基準から概ね30%削減、等級7は概ね40%削減を目安に設定(UA値、ηACの詳細は図1を参照)

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水野建築では標準仕様で等級6をクリアーしています。

また、等級7に対応出来ますので、興味があればお気軽にお問い合わせ下さい。

 

お陰様で創立57周年を迎える事が出来ました。

岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。

水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です

「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

 

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