コストを抑えて冬の全館空調を可能にする「床下エアコン」
多治見市小泉町M 様邸が採用した「床下エアコン」の風量測定と温度測定に12月9日(月)に伺ってきました。
その日は朝の外気温が氷点下2℃でした
詳しいことは後日ブログで報告しますが、床下エアコン20℃設定でほぼ床の表面温度も20℃でした。
床下エアコンから離れたところの床の温度が18.5℃でした。
床下エコンからの風量も09.~1.0ありとても快適な室内空間になっています。
床下エアコンは、床下の基礎部分にエアコンの風が行くように施工する方法です。
一般的な家のサイズなら、市販されている家庭用エアコン1台で家中隅々まで暖かくできるのが特長です。
これは、暖められた空気が勝手に上昇する性質を利用したもので、床下全体の空気の温度を上げ、床に取りつけた還流口(暖気の上昇孔)から暖気を家全体に行きわたらせる仕組み
です。
そして吹き抜けなどが計画されていればさらに2階空間まで暖まった空気を届けることが可能となります。
部屋ごとに複数台のエアコンを設置して冬をしのぐスタイルと異なり、床下エアコンならLDK や居室、トイレ、脱衣室といった狭い場所まで暖かくすることができるわけです。
「床下エアコン」のメリットはいっぱいあります。
その1:市販の家庭用エアコン1台で家全体を暖めるため経済的。
その2:エアコンの風が苦手な人でも床からじんわり暖めるため足元の冷えも解消され快適。
その3:居室以外の廊下や洗面脱衣室、トイレも温度差がなくなりヒートショックが防げる。
その4:床を直接暖める床暖房と違い床の仕上げ材に制限がなくなるため無垢の床材が使える。
その5:市販のエアコンを使用しているため、修理やメンテナンスが容易。
床下エアコンのデメリットとしては「冷房には適さない」という事です。
そもそも冷たい空気は重く、下にとどこおりやすいため家全体の冷房効果が得られませんし、冷気の床下滞留により結露を引き起こしカビの原因になる場合があるからです。
それでは夏の冷房はどうしたらいいのでしょう?
それは、次回のブログで説明します。
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岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
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