築50年の住宅の耐震診断を行いました。
土岐市泉仲森町のK様から連絡がありました。
(もちろんK様は弊社のオーナーのお客様です)
私達夫婦が住んでいるこの住宅の耐震診断を行ってほしいとの連絡でした。
まずは私が訪問して、建てられた当時の図面や写真が
あるかの確認とヒヤリングを行いました。
図面がないので壁や開口部の位置など採寸しながら確認をします。
数日後に私が書いた図面をもとに、平林君と郷君が
床下や天井裏に潜って調査を行いました。
床下調査は、筋交いの位置や床下の基礎や土台の状況、
シロアリ被害の有無などを確認、診断します。
小屋裏調査は、2階や1階の屋根裏に潜って、筋交いの位置や
、木材の接合状況や金物などを調査します。
外部調査は、基礎および外壁のヒビ割れの有無や
塗装状況などを調査します。
調査したものを図面に書き込んで後日、
一般診断法という名称で行われる耐震診断を行います。
この診断は耐震補強等の必要性の判定を目的としています。
対象となる住宅は、1~2階建の一戸建て木造住宅
(在来軸組構法、ツーバイフォー工法)などです
計算した結果(上部構造評点=保有耐力/必要耐力)
1.5以上・・・倒壊しない
1.0~1.5・・・一応倒壊しない
0.7~1.0・・・倒壊する可能性がある
0.7未満・・・倒壊する可能性が高い
建物の地震に対する強さを専門ソフトで数値化して診断して、
耐震診断の結果、評点が1.0未満と判定された場合は、
耐震改修工事を行った方がいいですよとなります。
その後必要に応じて耐震補強プラン等も作成して、
補強工事費を見積します。
昭和56年以前に建てられた建物にお住まいの方で心配な方は、
ご遠慮なく耐震診断にお申し込みください。
お陰様で創立52周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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