「みのかも塾」の第4回目 全室冷暖房
取引先である「ジツダヤ」さんで、住まいづくりの基礎知識の勉強会で
第4回目の全室冷暖房が開催されました。
今回は私の都合で小牧で受講しました
4回目の講師の先生も日本住環境㈱名古屋営業所の林嘉吉さんです。
第1回は断熱材の話でした。断熱材の弱点を知って、それをカバーする施工方法をする事が大事です
第1回目はこちら
第2回は気密の話でした。気密の重要性を理解して、現場では気密測定をして0.5を目指しましょう!
第3回目は住宅の性能に左右する計画換気についてです。
換気の目的は、人間の健康のためのものです。
今回は林さんが好意にされている工務店さんの現場検証から始まりました。
具体的には、下記の点について、現場での写真を見ながら解説してもらいまいた。
・裸のグラスウールの入れ方の注意点
・発砲ウレタンの施工の注意点
・気密シートの施工の注意点
・羽子板ボルトの断熱のしかた
・給気口などの貫通部の処理のしかた
・玄関ドア回りの断熱欠損の無い施工方法
「健康と住宅の関係の調査結果」の話は私たちがお客様に伝えていかなければならない事の一つです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
結論から言うと、断熱性の高い住宅に住むと健康にプラス効果があり、
健康でいられる確率が1,4倍になった。
また、喘息の発症確率が40%減、心・脳疾患が約25%減、
結膜炎の発症率は約70%減になったそうです。
病気になりにくい高性能住宅ですね。
夏の場合は、高齢者は熱中症の発生場所が自宅です。
つまり家の中が熱くて、湿度が高いことになります。
今のエアコンは性能がいいですので、電気代も少なくて済みますので、
早めにクーラーを入れる事をお勧めします。
冬の場合は、人が裸になる場所、トイレと浴室が大変危険な場所になります。
布団の中(28度~33度)からでた寝室は10度、廊下8度、
トイレ8度であればヒートショックになる確率が高くなるので、
寝室・廊下・トイレの温度を最低でも15度になるようにしたいですね。
健康を保つには温度と湿度の関係は重要です。
高性能住宅に入居されたお客様の生活の仕方も説明しなければなりません。
簡単に説明すると
・ポータブル式の石油ファンヒーターや石油ストーブの使用禁止
・真夏や冬はエアコンを切らない方がいい(外出時 夏30度、冬18度)
・冬に加湿器を入れた場合に、これ以上加湿しない方がいい目安の決め方
・24時間計画換気のメンテナンス方法(掃除の仕方)
来月は第5回目です。
次回も出席してしっかり勉強していきます。
お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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