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旗竿地(はたさおち)の土地

土地からという相談のお客様と一緒になって、希望される土地を見てきました。

その土地は「旗竿地(はたさおち)」でした

 

旗竿地とは、出入り口となる通路部分が狭く、

その奥に家の敷地となる部分が存在する形状の土地のこと。

文字通り、のぼり旗のような形をしています。

下記のような土地です

 

旗竿地

 

 

旗竿地は時々売りに出ていて、比較的安く土地を購入ができますが、

建築の知識や技術を持った人に相談しないと、あとで後悔することになります。

 

道路に接している部分が2m以上ないと建物が建ちません。

狭い入口に駐車出来なくて、奥で車の出し入れ時に車をターンができるかどうか?

通路部分を2台以上の駐車場として使用する場合、縦列駐車となり不便です。

 

敷地の中まで、建築資材の搬入やクレーン車やコンクリート車の

出入りが出来ない場合は建築費用が上がる可能性あります。

 

2mしかないと工事用の車両の出入りも大変なので、最低でも4mは欲しいです。

(2・5メートル以上あれば、住宅に使用する建築用重機の出入りは可能とされています。)

 

また、土地の周囲に、フェンスを設置が必要な場合は、

周囲の長さが長いので結構な費用になってしまいます。

 

そして、給排水管や電気を建築予定場所まで引き込むのに

費用が余分にかかってしまい、その分コストが上がってしまいます。

 

お客様には、旗竿地のメリットとデメリットを理解いてもらうことが大切ですね。

 

私は、お客様から土地の件で相談を受けた時は、

その土地を一緒に見に行くお手伝いをします。

そして、住環境(採光、通風、騒音、眺望、視野、隣家の窓の位置など)を

住まうという目線で現地調査しますので、お気軽に相談してください。

 

お陰様で創立50周年を迎える事が出来ました。

注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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