ぎふ木造塾第2回目
公益社団法人 岐阜県建築士会が開催されている「ぎふ木造塾」に参加して来ました
6月~11月まで毎月1回土曜日の午後1時30分から16時30分まで
ふれあい福寿会館で開催されます。
今年は、リフォームに焦点をあてられの講義です。
第2回は、「木造住宅の耐震化促進に向けて」のテーマで
名古屋工業大学の井戸田先生の講義です。
話される内容は3つのテーマです。
①過去の地震被害からみた住宅耐震化の必要性
②耐震改修に向けた説明技術
③木造住宅の安価な耐震化雌雄技術の紹介
木造住宅が10軒壊れると1名の方が亡くなるというデータがあるそうです。
頂いた資料で「木造住宅の耐震リフォーム」が良くできた資料ですので、説明します。
①地震を知ってもらう
これからの30年の間に東南海地震が発生する確率は60%・東海地震の確率は90%以上で、
いつ発生してもおかしくないと言われています。
天気予報で降水確率90%なら、傘を持って出かけますよね。
地震予報が90%以上なのになぜ対策をしないのですか?といわれると
そうですよねとなりませんか?
予想される震度は土岐市では5強くらいです(あくまで予想)
5強といのは、
・物につかまらないと歩く事が難しい
・棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる
・固定してない家具が倒れる事がある
②自分の家の強さを知る
地震のことがわかったら、自分の家がもつべき強さを考えましょう。
家の強さは耐震診断による「評点」がものさしとなります。
評点1,0が現在の耐震基準ギリギリの強さに相当すると考えて下さい。
ここでひとつアドバイスができます
震度5強の場合の被害ですが
評点0.7では被害の様子は「中破」となります。建物は倒壊しない数値です。
被害状況としては
・外壁の剥離や脱落
・窓・扉の開閉不具合
・内装仕上げの剥離
多くの場合避難生活となり建物修復にはかなりの金額が必要となります
(地震の揺れや性質による違いや、住宅の強さの不確実さによって違ってくるので、あくまで目安の話です)
評点が0.4だと大破となり修復も困難となり、避難生活が長く続きます。
評点を0.7まで持って来れば、命が助かる確率が高くなりますので、
それを目標に考えてみてはいかがでしょうか?
③安心に向けて今すぐ実行
目標が決まったら、あとは実行あるのみです
仮住まいをしなくても、工事をする方法はあります。
ブログを読まれて興味を持たれた方は遠慮なくお問い合わせください。
第3回目は、8月の23日です。
注文住宅&リフォームの水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
ナナメウエのイエによる土岐市土岐津町O様邸
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