家の寒さを我慢していませんか?冬を健康に過ごす断熱の話
朝晩の空気がぐっと冷え込み、窓の外に冬の気配を感じる季節になりました。
暖房をつけても部屋がなかなか温まらず、「冬はこんなもの」と我慢してしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、家の中の寒さは、実は私たちの健康に大きく影響します。
今回は、寒い季節を安心して過ごすための「住まいの断熱」についてご紹介します。
冬の室内温度が低いまま過ごしていると、血圧が急上昇しやすくなったり、呼吸器の抵抗力が弱まったりと、さまざまな健康リスクが高まります。
WHO(世界保健機関)は、冬場の室温は18度以上を推奨していますが、日本の住宅でこの基準を満たしているのは約5%ほどと言われています
。特に築年数の長い家ほど断熱性が不足し、「冬は寒いのが当たり前」と思い込んでしまいがちです。
室内が寒くなる原因の多くは「窓」から熱が逃げてしまうことにあります。
冬の暖房で温めた空気の約半分が、窓などの開口部から失われてしまうため、窓の断熱を高めることが暖かい住まいへの近道となります。
もっとも手軽に断熱性を高められるのが「内窓の設置」です。
既存の窓はそのままに、室内側に新しい窓を取り付けることで、窓と窓の間に「空気の層」が生まれ、強力な断熱効果を発揮します。
ガラスを複層ガラスにしたり、樹脂製サッシを選んだりすることで、さらに熱が逃げにくくなり、結露対策にも効果があります。
■内窓取付前の写真
■内窓取付中の写真
■内窓完成の写真
また、既存の窓ごと断熱性能の高い窓に交換する「窓のまるごとリフォーム」も効果的です。
「カバー工法」と呼ばれる方法なら、壁を壊さずに古い窓の枠に新しい枠を重ねて取り付けられるため、工期も短く、仕上がりもきれいです。
古い窓特有のガタつきが改善し、気密性も向上します。
窓の断熱を高めて室内が暖かくなると、うれしい効果がたくさんあります。
まず、急激な温度差で起こるヒートショックのリスクが減ること。
入浴時や朝起きたときの寒さによる負担が軽くなり、健康面の安心につながります。
また、寒さが和らぐことで朝の目覚めもスムーズになり、キッチンに立つのも億劫ではなくなります。
家の中が暖かいと活動量も自然と増え、心も体も元気に過ごせるようになります。
冬の厳しい寒さが続く季節こそ、住まいの断熱を見直す絶好のタイミングです。
「冬は寒いもの」とあきらめず、窓の断熱で快適さと健康を手に入れましょう。
今年の冬は、温かい住まいで心地よく、そして元気にお過ごしください。
住まいの断熱は、健康を守る大切な設備です。冬の快適な暮らしづくりに向けて、気になることがあればお気軽にご相談ください。
土岐市駄知町T様邸性能向上リノベーション工事のお客様の声はコチラです
多治見市笠原町K様邸性能向上リノベーション工事のお客様の声はコチラです
お陰様で創立60周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
「住いの相談」はいつでも行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
■無料メールセミナー 「失敗しない業者選びの秘訣」
失敗しない業者選びの秘訣の詳しいことはコチラです


