変動金利と固定金利、どちらを選ぶといいの?
朝夕の空気がぐっと冷たくなり、街路樹も少しずつ紅葉してきましたね。
現場でも作業中に温かい飲み物が恋しくなる季節です。
皆さま、体調など崩されていませんか?
さて今回は、家づくりを考えるうえで多くの方が悩まれる「住宅ローンの金利タイプ」についてお話しします。
先日、住宅金融支援機構の住宅ローンセミナーを受講してきました。
とても参考になる内容でしたので、ここでわかりやすくまとめてみました。
これから住宅ローンを検討される方の参考になれば幸いです。
最近の金利動向
下の表(※実際のブログではグラフを掲載)を見ると、この10年間で住宅ローン金利は非常に低い水準を保ってきましたが、昨年の10月頃から少しずつ上昇傾向にあります。
金利が動き出すと「変動か固定か」で悩む方が一気に増えてきますね。
■金利グラフ
■ 変動金利型とは?
変動金利は、その名の通り「金利が変動」します。
金利が下がれば返済額も下がりますが、上がれば返済額も増える仕組みです。
この“金利が変わるリスク”は**借りる側(お客様)**が負うため、固定金利よりも金利が低く設定されています。
■変動金利が向いている方
家計にある程度の余裕があり、多少の返済額増にも対応できる方
車のローンや奨学金など、大きな支出がもうすぐ終わる方
返済期間が短く、金利変動の影響を受けにくい方
■ 全期間固定金利型とは?
一方の全期間固定金利型は、借りたときの金利が完済までずっと変わりません。
金利変動のリスクは金融機関が負うため、変動金利よりも金利が高く設定されています。
■固定金利が向いている方
家計にあまり余裕がなく、返済額を一定にしておきたい方
教育費や老後資金など、今後の支出が増える見込みがある方
数十年の返済期間中、金利の動きを気にせず安心して返済したい方
⚠️ 金利変動のリスクは「保険」でカバーできない
火災や病気のリスクは保険で備えられますが、金利変動のリスクだけは保険でカバーできません。
だからこそ、「自分たちの家計にどんなリスクなら耐えられるか」をしっかり考えて選ぶことが大切です。
■実際の利用状況
住宅金融支援機構の調査によると、現在の住宅ローン利用者の内訳は次の通りです。
変動金利型 … 約79%
固定期間選択型 … 約12%
全期間固定型 … 約9%
やはり低金利の魅力から、多くの方が変動型を選んでいます。
ただし、最近は日銀の金融政策が少しずつ変化しており、「今後は金利が上がるかも?」という見方も広がっています。
まとめ
・金利が低いうちは変動型のメリットが大きい
・将来の上昇に備えたいなら固定型も検討を
・家計の余裕度・ライフプランで“安心できる選択”を
・住宅ローンは「金利の低さ」だけでなく、“安心して返せる仕組み”を選ぶことが一番大事です。
これから冬に向けて何かと出費も増える時期ですが、ご家族に合った無理のない返済計画で、安心して家づくりを進めていきましょう。
金利や返済の仕組みは難しく感じるかもしれませんが、実際は「ご家族の将来の暮らし方」を考えるうえで、とても大切なポイントです。
水野建築では、資金計画から土地探し、家づくりまでトータルでサポートしています。
ご相談はもちろん無料です。お気軽にご連絡ください。
皆さまの家づくりが、安心と笑顔に満ちたものになるよう全力でお手伝いします。
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