住宅ローン金利が上昇 これから家を建てる人が確認したいこと

9月18日、日本銀行は政策金利を1.25%へ引き上げました。

2024年3月にマイナス金利政策が解除されてから、政策金利は段階的に上昇しています。これから住宅を建てる方だけでなく、すでに住宅ローンを返済している方も、

「毎月の返済額はいくら増えるのだろう」

「変動金利のままで大丈夫だろうか」

「固定金利へ変更した方がよいのだろうか」

と、不安を感じているのではないでしょうか。

■政策金利が上がっても、すぐに同じ幅で上がるとは限りません

政策金利が0.25%上がったからといって、すべての住宅ローン金利がすぐに0.25%上がるわけではありません。

影響が表れる時期や金利の決まり方は、金融機関や住宅ローンの商品によって異なります。

■まず確認したいのは、次の3点です。

・現在の住宅ローンが「変動金利」「固定期間選択型」「全期間固定」のどれか

・金利が見直される時期

・固定期間終了後に適用される金利と優遇条件

特に、3年・5年・10年などの固定期間が終了する方は注意が必要です。現在より高い金利へ切り替わると、毎月の返済額が1万円以上増えることもあります。

銀行から届いた案内は、そのままにせず、早めに内容を確認することをおすすめします。

■「固定か変動か」だけで決めないことが大切です

住宅ローンについて相談を受けると、「固定金利と変動金利は、どちらが得ですか」と聞かれることがあります。

しかし、どちらがよいかは、ご家庭によって違います。

年齢、収入、借入金額、返済期間、教育費、車の買替え、定年時期などによって、無理のない選択は変わるからです。

■大切なのは、現在の低い金利だけを見て決めるのではなく、

・金利が1%上がった場合

・毎月の返済額が1万円、2万円増えた場合

・収入が一時的に減った場合

・定年後も返済が残る場合

など、いくつかの条件で将来を確認しておくことです。

■月々の返済額だけでなく、住まいにかかる総額を考える

家づくりでは、住宅ローンの返済額だけでなく、光熱費や修繕費まで含めて考える必要があります。

例えば、建築費を抑えるために断熱性能を下げても、毎月の冷暖房費が高くなれば、長く暮らす中で家計の負担が増えてしまいます。

反対に、断熱・気密・日射の取り入れ方をきちんと考えた家は、建築時に多少費用がかかっても、毎月の光熱費を抑えやすくなります。

住宅ローン金利が上昇する時代だからこそ、建物価格だけでなく、

住宅ローン+光熱費+将来の修繕費

という、住まいにかかる総額で判断することが大切です。

不安なときほど、数字にして確かめましょう

■「金利が上がるらしい」と聞くだけでは、不安が大きくなってしまいます。

水野建築では、シミュレーションを使い、現在の金利だけでなく、将来金利が上昇した場合の返済額や、無理のない借入金額をお客様と一緒に確認しています。

家を売るために都合のよい数字だけをお見せするのではありません。厳しい条件も含めて比較し、「この計画なら30年、40年先まで安心して暮らせるか」を考えることが私たちの役割だと思っています。

これから家を建てる方も、現在住宅ローンを返済中の方も、金利について心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

分からないまま不安を抱えるのではなく、まずは数字にして、一緒に確認してみましょう。

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