建て替え?リノベ?まず今の家を調べましょう。「古いから壊す」と決める前に、住まいの健康診断を

築40年、50年と経った住まいのリフォーム相談で、よく聞かれる質問があります。

「ここまで古い家なら、リフォームするより建て替えたほうがいいですか?」

確かに築年数が経ってくると、耐震性や断熱性、基礎や屋根の状態など、心配なところが増えてきます。

しかし、水野建築では、「築50年だから建て替え」「古いからリノベーションできない」と、築年数だけで判断することはおすすめしていません。

まず大切なのは、今の家がどんな状態なのかをきちんと調べることです。

■人間と同じように、家にも「健康診断」を

現在、減築リノベーションをご相談いただいているお住まいも、築46年の木造住宅です。

リノベーションを考えるうえで、まず確認したいのが現在の建物の状態です。

基礎に大きなひび割れはないか。建物に傾きはないか。柱や土台に腐食やシロアリ被害はないか。雨漏りした形跡はないか。

こうした部分を確認し、「今ある建物をこれからも生かせるのか」を判断していきます。

まさに人間の健康診断と同じです。

年齢だけを見て健康状態を判断できないように、住宅も築年数だけでは判断できません

築年数が経っていても、しっかりしている部分はあります。反対に、見た目には問題がなさそうでも、詳しく確認すると補修が必要な部分が見つかることもあります。

■「残せるところ」と「直すところ」を見極める

リノベーションでは、何でも古いものを残せばいいわけではありません。

・基礎は大丈夫か

・柱や土台に腐食やシロアリ被害はないか

・建物に大きな傾きはないか

・雨漏りはないか

・現在どの程度の耐震性能や断熱性能があるのか

こうしたことを一つずつ確認して、「残せるもの」「補強するもの」「新しくするもの」を見極めていきます。

例えば、基礎に補修が必要なら補修する。耐力壁が不足していれば増設する。柱と土台などの接合部が弱ければ金物で補強する。

さらに、大掛かりなリノベーションで壁や床を解体するのであれば、断熱材や窓なども見直し、耐震だけでなく断熱・気密性能も一緒に高めていきます。

古い家をそのまま使うのではありません。

弱いところは直し、足りない性能を加えて、これからも安心して暮らせる住宅へ再生する

これが性能向上リノベーションです。

■建て替えにも、リノベーションにも良さがあります

もちろん、調査した結果によっては建て替えをおすすめする場合もあります。

建物の劣化が著しい場合や、ご希望の間取りが既存の構造では実現しにくい場合などは、建て替えたほうが合理的なこともあります。

反対に、基礎や柱・梁など、今ある構造を生かせるのであれば、リノベーションも有力な選択肢になります。

大切なのは、最初からどちらかに決めてしまわないことです。

「建て替えありき」「リノベーションありき」ではなく、まず家を調べてから考える。

水野建築では、ここを大切にしています。

■思い出のある家を、次の暮らしへ

長年暮らしてきた家には、家族のたくさんの思い出があります。

子どもたちを育てた部屋、家族で囲んだ食卓、柱につけた成長の印……。

それらをできるだけ残しながら、耐震・断熱性能を高め、使わなくなった2階を減築して、平屋のような暮らしへ変える方法もあります。

建て替えるのか、リノベーションするのか。

その答えは、家ごとに違います。

だからこそ迷ったら、まず「今の家を知ること」から始めてみませんか。

水野建築では、建物の状態だけでなく、これから10年、20年先の暮らし方まで一緒に考えながら、その家、そのご家族に合った住まいづくりをご提案していきたいと思います。

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お陰様で創立61周年を迎える事が出来ました。

岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。

水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です     

「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。

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