春のやわらかな風が心地よく感じられる季節になってきました。
新年度が始まり、住まいについて考え始める方も増える時期です。
先日、私は「既存住宅状況調査技術者講習会」を受講してきました。
この資格は、一度取得して終わりではなく、3年ごとに講習を受講し、修了考査に合格しなければ更新できません。今年がちょうど更新の年となり、改めて学び直してきました。
今回は、「既存住宅状況調査技術者とはどんな資格なのか?」について、分かりやすくお話ししたいと思います。

既存住宅状況調査技術者とは?
簡単に言うと、中古住宅の状態を専門的に確認する建築士の資格です。
一般的には「インスペクション」と呼ばれることもあります。
中古住宅を購入するときや、今住んでいる家をリフォームするときに、
・建物に大きな劣化はないか
・雨漏りの跡はないか
・基礎や外壁に異常はないか
・床の傾きやひび割れはないか
などを、建築士の立場から調査します。
特に最近は、中古住宅を購入してリノベーションする方も増えており、「購入前に家の状態を知りたい」というニーズが高まっています。
その際に重要になるのが、この既存住宅状況調査です。

ただし、“何でも分かる検査”ではありません
講習の中でも特に強調されていたのが、この部分でした。
既存住宅状況調査は、基本的に「目視」と「非破壊検査」が中心です。
つまり、壁を壊したり、床をめくったりして調査するわけではありません。
そのため、
・壁の中
・床下の見えない部分
・内部の構造体
など、見えない部分まですべて確認できるわけではありません。
また、「劣化がない=絶対に問題がない」と保証するものでもありません。
講習では、「調査時点で確認できる範囲の現状を報告するもの」
であることを、依頼者様にしっかり説明する必要があると学びました。
これはとても大切な考え方だと思います。
建物を“診察するお医者さん”のような存在
講習の中で印象的だったのが、「既存住宅状況調査は医療行為に近い」という説明でした。
住宅の調査は、「絶対に問題ありません」と断定する仕事ではなく、建物の状態を丁寧に確認し、気づいたことを正確に記録・報告することが求められます。
まさに、人間ドックや健康診断に近いイメージです。
だからこそ、
・細かな劣化も見逃さない
・気づいたことを記録に残す
・後から見返しても分かる報告をする
という「誠実さ」がとても重要になります。

リフォームでも大切な“現状把握”
私たち水野建築でも、性能向上リノベーションや耐震改修のご相談をいただく際には、まず「今の建物の状態を知ること」を大切にしています。
例えば、
・断熱材が入っているのか
・雨漏り歴はあるのか
・構造に問題はないか
・床下の湿気状態はどうか
こうした現状を把握せずに工事を進めると、後から思わぬ問題が出てくることがあります。
だからこそ、家づくりもリフォームも、「まず診断」が大切だと改めて感じました。
学び続けることの大切さ
建築の世界は、法律や基準、考え方が常に変化しています。
今回の講習でも、調査時の説明責任や記録の重要性など、改めて気づかされることが多くありました。
3年ごとの更新制度は大変でもありますが、その分、知識や技術をアップデートし続けることができます。
住まいは、お客様の大切な財産です。
だからこそ、これからも学びを止めず、安心して相談していただける工務店でありたいと思っています。
「中古住宅を購入しようか迷っている」
「今の家の状態を一度見てほしい」
「リフォーム前に建物を確認したい」
そんな時は、お気軽にご相談ください。
有限会社水野建築では、建物の状態をしっかり確認しながら、これからも安心できる住まいづくりのお手伝いをしていきます。

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お陰様で創立61周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
「住いの相談」はいつでも行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。


























