瑞浪市釜戸町M様邸リノベーション工事 その2
更新日:2016/02/22
公開日:2016/02/22
瑞浪市釜戸町M様邸リノベーション工事の報告です。
M様邸は「地震に強くて暖かい家」になります。
屋根工事が完成しましたので、既存布基礎を
ベタ基礎に変える工事をしました。
地中からの湿気を防湿シートにより遮断して鉄筋を組み、
耐圧版(一般的にベタ基礎と呼ばれています)のコンクリートを打設します。
沿え打ちの立ち上がりの基礎を作るために、
型枠を設置してコンクリートを打設します。
その時に、既存の布基礎に鉄筋をさし込み、
布基礎と土間コンクリート盤を一体化させ、強固な基礎を造りました。
基礎工事完了2週間後に大工さんが現場に入りました。
M様邸はリノベーション工事になりますので、
新築住宅の造作工事より余分な作業があります。
解体時に必要としない柱は撤去してありますが、
間取りの関係で増やす柱を建てます。
また、古い柱はまっすぐに立っていないので、
いったん外して立て直しをしたり、古い柱を削ったりしてまっすぐにします。
この作業をしっかりやっておかないと後から苦労する事になります。
例えば、壁が斜めのままに仕上がって物を取り付けた時に
隙間が出来てしまうとか、家具を収納しようとした時に
入らなかったりとかします。
いい意味でいえば大工さんの腕の見せ所です。
現場では垂直や水平を図る機械を使用して土台を敷き込んで柱を建て始めました。
私が使っている構造計算用ソフトで、
壁量計算・四分割法・偏心率・N値計算を行いましたので、
梁や柱に対してこれから金物を取付けたり外壁下地にダイライトを取付け、
耐震性能を高める工事を行います。
お陰様で創立51周年を迎える事が出来ました。
注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪