土岐市下石町M様邸は桁上断熱です
土岐市下石町M様邸建前も無事に終わることが出来ました。
建前の様子です。
■柱を建てます
■構造材を取付けます
ここまでは通常の建前と一緒です
ここから、水野建築の天井断熱方法の一つである桁上断熱についてお話します。
桁上に合板を張るために気密テープを桁の上に取付け、その上に構造用合板を張ります。
その上に防湿シートを敷き込みます。
その後、束を立てて、束の下を気密テープで塞ぎます。
この作業だけで、大工さん5人で約1日必要です。気密作業は手間暇がかかるのです。
上記の作業が終われば、母屋の取付、タルキの取付、野地板の取付、ルーフィング敷き込みへと工事は続きます。
桁上断熱のメリットはとしては、間仕切り上部の気流止めの施工も不要となるため、比較的容易に性能を向上させることができます。
また、断熱層、気密層が桁の上にあるので、電気配線や24時間計画換気のダクト配管と干渉せず施工が容易です。そしてダウンライトが普通に施工できます
また、合板を桁上に留めつけるので小屋組みの水平剛性が取りやすいし、合板の上を歩けるので安心です。
桁上断熱は下記の写真のイメージです。(YKKさんより)
天井下地を組んでから電気配線をしたり、断熱材を入れたりしていると、断熱材が充填できない恐れや、気密確保が難しいことがありますので、今のところ水野建築では桁上断熱を 標準化しています。
今後の工事は、屋根のガルバリウム鋼板や外装下地材のあんしんを取付けたら、断熱材のセルロースフィバーを300ミリ吹き込みます。
次回は断熱気密工事についてお話します。
お陰様で創立55周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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