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カーテンを開けて太陽の光を取り込みましょう

日照時間が短い冬は、より一層、太陽のありがたみを感じますね。

冬、南側の窓から差し込む太陽のエネルギーは、1,000Wの電気ストーブと同じくらいの暖房能力があるといわれています。この自然の恵みを活かせば、暖房費の節約につながります。

 

少し難しい話をしますがお付き合いください。

冬の南の窓や外壁には1㎡あたり平均で300wのエネルギーを持った太陽光が当ります。

一般的な掃き出し窓(幅1.65m×高さ2.0m=3.3㎡)で得ることのできる太陽の熱量を計算すると、3.3㎡×@300w=990wの熱量が入ってくることになります。

窓には当然ガラスが入っているので、そのままの熱量は入ってきません

 

 

ガラスの種類によって取込む熱エネルギー量の割合が違ってきます。

それを日射取得率と言いますが、弊社が使用しているYKKさんのAPW330の日射取得型ガラス(Low-E複層ガラス日射取得型)を使用した窓の場合は、この日射熱取得率0.46です。(窓に当たった熱エネルギーを100%とするとその46%の熱が家の中に入ってくるということです)

 

その掃き出し窓1枚からは上記の990w×46%=9455.4wの熱エネルギーが入ってくるということになります。この掃出し窓が2つ取付けてあれば、約1000Wの熱エネルギーが入ってくることになります。

 

一般的な遠赤外線ヒーターのランプ1つが500Wくらいですので、2つ点灯している状態です。

掃き出し窓に太陽光が当たって暖かい陽だまりができているということになります。

 

朝、日が射してきたらカーテンを開けて、南側の窓からの太陽光をたっぷり取り込みましょう。ぽかぽかした太陽の恩恵を受けられます。窓の大きさや地域にもよりますが、暖房を使わなくてもいいくらい暖かい日もあります。

冬でもぽかぽかと温かい日だまりになりますね。

そして、カーテンは、部屋の暖まった空気が冷えないよう、日が落ちる前に閉めましょう。

 

ただし、夏は南側の窓には暑さ対策が必要です。

ヨシズやスダレ、シェードなどを使い、窓の外で日差しを遮る工夫を忘れずにして下さい。

 

お陰様で創立58周年を迎える事が出来ました。

岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。

松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。

水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です

「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

 

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