収納スペースは適材適所をお勧めします
収納についてお話を伺うと、収納スペースをたくさん希望される場合があります。
賃貸住宅の収納スペースが少なくて不便だったために、「新築したら収納スペースをたっぷり設けて、スッキリとした部屋にしよう」と思う方は多いものです。しかし、単に収納スペースを増やすだけでは片付きません。
『後で片付ける病』を防ぎ、家族みんなを片付け上手にするにはコツがあります。
プランをたてるとき、収納率を15%から20%にします。
収納率20%とは床面積(居住面積)に対して収納場所の床面積を20%確保することです。
例えば、床面積が100m2の家なら、15m2~20m2を収納面積として確保してください。
建売住宅だと収納率が10%以下が多いので、どうしても室内に物があふれてしまします。
下記の様にすれば部屋の中はスッキリします。
では場所ごとに考えていきましょう!
■使いやすい高さに、使いやすい収納アイテムで収納しましょう
例えば衣類を収納する時、必ずタンスを使うという決まりごとはありません。
クローゼットやベッド下などに収納できるなら、衣装ケースで十分です。
その際、置き場所の高さ・奥行・幅にピッタリ合ったサイズだと無駄がありません。
置き場所によって「引き出し式」「コロ付き」などを使い分けることで、より出し入れしやすくなります。
■同じものは同じ場所に収納する
同じものを別々の場所に収納すると、在庫管理が面倒です。
種類別に同じ場所に収納すると、「ストックがないと思って購入したら、別の場所にあった」「いつの間にか賞味期限が切れていた」といったトラブルを防げます。
■使う場所に収納スペースを設ける
使う場所と収納場所が離れていると、片付けるのが面倒になります。
動線は、できるだけ短くしましょう。
例えば、
・家族の衣類のうち、下着とパジャマは脱衣所に収納する
・それぞれの個室ではなく、着替える場所に衣類を収納する
という感じです。
また、よく使うものを高い場所に収納すると出し入れが面倒です。
出し入れしやすい場所に収納しても、蓋つきだとやはり面倒です。
最も出し入れしやすい高さは、『手を下ろして直立した時の、目から指先までの間』とされています。上記のコツを意識した収納スペースを設けて、家族みんなを『片付け上手』に育ててみません
お陰様で創立58周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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