リノベ構造塾 第6回目
今年の1月から始まった「リノベ構造塾」で耐震の勉強をしています。
先週、第6回目(全部で8回の講義です)が終わりました
講師の先生はM“s構造設計の佐藤実先生です。
今回のテーマは、「一般診断法の解説」です。
耐震診断とは、建物が地震の揺れにより倒壊するかしないかを見極めるための調査です。
木造住宅の耐震診断の基準は、「木造住宅の耐震診断と補強方法」(財団法人日本建築防災協会)が広く利用されており、「誰でもできるわが家の耐震診断」、「一般診断法」、「精密診断法」の3つの方法があります。
「一般診断法」及び「精密診断法」では、木造住宅が大地震の揺れに対して倒壊するかしないかを上部構造評点の結果により、判断します。
一般診断法は、建物の内装材や外装材を剥さないで目視にて行う検査で、耐震補強などの必要性の判断が目的となります。
診断を行う人は、建築士などの建築に関する知識や経験の有る建築関係者になります。
佐藤先生の講義の話の中で、勉強できたことを書かせていただきます。
「一般診断法において、間取りに関する図面、構造関係図面が揃っていれば、現地調査を省略できる。」これは間違いです。現地調査は必須です。劣化状況などの現地確認が必要です。
「地盤が軟弱な場合、地盤補強を行うことで、耐震性能も向上する。」
これも間違いです。地盤補強は鉛直方向の支持力向上であり、耐震性能向上には直結しません。前回のブログにもこのことは書きました。とても重要なことですよ!!
「一般診断法による耐震診断の代わりに、新築時に行う壁量計算、四分割法、N 値計
算の資料にて耐震性能を確認した」
これも間違いです。新築時の計算は既存住宅には使えないです。
7月14日は第7回目です。テーマは「一般診断法その2」が楽しみです。
お陰様で創立58周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪
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