家づくりのご相談で、意外と多いのが「視線」に関するお悩みです。
「庭でくつろいでいたら、隣の方と目が合ってしまう」
「道路からリビングが見える気がして、日中もカーテンを閉めている」
せっかくのマイホームなのに、どこか落ち着かない。
実はその原因が、“視線の抜け”にあることは少なくありません。
■ プライバシーは“高さ”で決まる
目隠しフェンスを設置する場合、まず大切なのは高さです。
一般的には地面から1.8〜2.0m程度が目安。
通りを歩く人の目線は約1.5〜1.7m。
そこをしっかりカバーできる高さにすることで、庭や掃き出し窓まわりの安心感が一気に高まります。
ただし、ただ高くすれば良いわけではありません。
圧迫感や日当たり、風通しとのバランスも重要です。
板と板の隙間を1〜2cm程度確保すると、外からは見えにくく、風は通す。
この“ちょうどよさ”が、快適さを左右します。

■ 視線も風もコントロールする
最近人気なのが「ルーバータイプ」のフェンスです。
板を斜めに重ねる構造で、外からの視線を遮りつつ、光や風を取り込めます。
可動式タイプなら角度調整も可能。
・庭でバーベキューをするときは閉める
・普段は開けて風を通す
・西日が強い時間帯は角度を変える
このように、暮らしに合わせて“外との関係性”を調整できるのが魅力です。
私はこれを「外構のパッシブデザイン」だと思っています。
建物の断熱や窓計画だけでなく、敷地全体で快適性をつくる。
フェンスも立派な“住まいの性能”の一部です。

■ 光をやさしく通すという選択
半透明パネルタイプのフェンスもあります。
光を適度に通すため、庭や室内が暗くなりにくく、圧迫感も軽減されます。
特にリビング前に設置する場合、
「遮る」だけでなく「どう明るさを確保するか」まで考えると、仕上がりが大きく変わります。
■ 視線が整うと、暮らしが変わる
目隠しがしっかりできると、
カーテンを開けられるようになります。
庭に出る時間が増えます。
洗濯物も堂々と干せます。
つまり、“外に閉じていた暮らし”が、“開けた暮らし”に変わるのです。
住まいは建物だけでは完成しません。
庭・外構・視線計画まで含めて初めて、心からくつろげる空間になります。
「うちはフェンスをつけた方がいいのかな?」
「今の高さで足りているのだろうか?」
そんな疑問があれば、図面やお写真をお持ちください。
敷地条件や窓の位置を見ながら、最適なバランスを一緒に考えさせていただきます。
視線を整えることは、家族の安心を整えること。
外との“ちょうどいい距離感”を、一緒につくりませんか。

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岐阜県土岐市、注文住宅&省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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